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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(11/19 購入以来最安値が迫ってきました!)

こんにちは、エムケーワイです。

サッカーのJ1では11月3日(水)に川崎フロンターレが2年連続4回目の優勝を決めました。一方で降格争い(今年は17位から20位の4チームが無条件で降格します)は残り3節で勝ち点差6の間に6チームがひしめく大接戦が繰り広げられていましたが、20日(土)に大きな動きがありました。

15位の湘南ベルマーレは19位のベガルタ仙台との降格争い直接対決でしたが、アウェーの湘南が2-0でホームの仙台を下しました。

16位の清水エスパルスはホームでサンフレッチェ広島と対戦し、1-0で勝利しました。

17位の徳島ヴォルティスはFC東京と対戦。アウェーでしたが2-0で快勝しました。

18位の大分トリニータはアウェーで鹿島アントラーズと対戦し、0-0のスコアレスドローでした。

最下位20位の横浜FCはホームでヴィッセル神戸と対戦しましたが、0-2で敗れました。

この結果、降格争いの上位3チームが勝利し、下位3チームが引き分けおよび敗れたため、一気に大分トリニータ、ベガルタ仙台、横浜FCのJ2降格が決定しました。仙台と横浜FCはホームスタジアムでの試合だっただけに、サポーターの落胆は大きかったでしょう。

残り一枠を湘南ベルマーレ、清水エスパルス、徳島ヴォルティスの3チームが争うことになりましたが、早速次節で湘南と徳島が直接対決します(湘南は2節続けての直接対決ですね^_^;)。この2チームは2019年にJ1参入プレーオフ決定戦を戦った因縁があります。その試合は湘南のホームで行われ、結果は1-1の引き分けでしたが、レギュレーションにより湘南がJ1参入を決め、徳島は涙をのみました。次節は11月27日(土)。場所は2019年の決定戦と同じく湘南のホーム。徳島が敵地で2年前の雪辱を果たすのか?それとも湘南が返り討ちにするのか?両チームの意地がぶつかり合う好ゲームを期待したいと思います。

では、ビナミルク株価の報告です。

1. 11月19日の終値

11月19日(金)のビナミルク株価の終値は86,100VNDで、先週末終値から3,200VNDも急落し、90,000VNDが少し遠くなってしまいました( ;∀;)

先週はVN指数の週末終値が3週連続で過去最高値を更新する中、わずか100VNDの上昇にとどまり、動きの弱さが再確認されましたが、今週は一度も90,000VNDにタッチすることなく、週を通して値を下げ続けました。特に金曜日は前日比で一気に1,900VNDも下げ、弱さを痛感させられました。今週はVN指数の週末終値も先週末終値から下落したのですが、ビナミルク株価の下落率はVN指数の2倍を超えています。この状況はいつまで続くのでしょうか………

約定日(2020年8月19日)から11月19日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

株価が1週間で3,000VND以上下落したのは7月9日以来です。その時は翌週も続落し、7月16日に購入以来最安値となる85,900VNDを記録したのですが、今週の急落によりその購入以来最安値までわずか200VNDに迫りました。ここのところそれほど大きな変動がなかったので、今週の急落はちょっと予想していませんでした。再び底値領域に突入したわけですが、来週も続落すると購入以来最安値を更新してしまう可能性が非常に高いです。それだけはなんとか避けて欲しい…

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

日経平均は先週、週末終値が3週間ぶりに下落しましたが、木曜日、金曜日と大きく値を上げた勢いを引き継ぎ、今週月曜日の始値は29,800円を超えました。終値は29,776.80円で始値を下回りましたが、先週末終値から167円上昇し、幸先の良いスタートを切りました。火曜日も一時29,960.93円と30,000円目前まで上昇し、その後下落しましたが、終値を29,800円台にのせました。しかし、水曜日に29,900円台で始まりながら終値が29,700円を割り込むと、木曜日も続落して終値は29,600円を下回りました。金曜日は半導体関連銘柄が買われて上昇し、週末終値は先週末終値比135.90円高の29,745.87円となりましたが、今週は29,900円を超えると利益確定売りが出て30,000円に到達できないもどかしい展開でした。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは126.49%となりました。金曜日に大規模な追加経済対策が発表されましたが、これを受けて来週は30,000円突破なるでしょうか!?

先週6週間ぶりに週末終値が下落したNYダウは、今週月曜日、火曜日は小康状態となりましたが、火曜日終値は先週末終値から若干上昇しました。しかし水曜日に反落して36,000ドルを割り込むと、木曜日、金曜日も続落して週末終値は35,601.98ドルとなりました。先週末終値比は498.33ドル安で、これで2週連続の下落です。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは125.64%となりました。今週の下落はヨーロッパでの新型コロナウイルスの感染再拡大が主な要因ということですが、先週よりも下落幅が広がっています。11月第1週までは3週連続で週末終値が過去最高値を更新するなど絶好調だったNYダウですが、11月第2週以降は下落基調が続いており、風向きが変わって来たようです。年末に向け来週は悪い流れを変えることができるでしょうか?

先週まで週末終値が3週連続で過去最高値を更新していたVN指数は、今週月曜日もわずかに上昇し、終値は1,476.57ポイントを記録しました。火曜日は反落して1,470ポイントを割り込みましたが、水曜日には火曜日の下落分をほぼ取り戻しました。しかし、木曜日に再び1,470ポイントを下回ると、金曜日は前日比で17ポイント以上下落して、週末終値は1,452.35ポイントと1,460ポイントも大きく下回ってしまいました。ここ数週間、順調に1,500ポイントを目指して上昇していましたが、今週は利益確定売りに押された形です。先週末終値からは21.02ポイント下落しました。4週間ぶりの下落で、 昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは151.09%となりましたが、150%台は維持しました。金曜日に今週最大の下げを記録しましたが、調整は今週だけで終わるのか、来週も軟調な展開になるのか注目したいと思います。新型コロナウイルスの新規感染者数は7日間平均でも9,000人を超えました。

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは78.27%と、80%を割り込んでしまいました。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

11月19日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は51,660,000VNDとなりました。VND損益は-7,660,000VNDで、損失が7,000,000VNDを大きく上回ってしまいました。先週比では1,920,000VND減で、久々に大きく減少しました。

円換算評価額は257,267円、円換算損益は-16,233円で先週から9,026円減少しました。1週間で10,000円近く損失が増えるとちょっと落ち込みますね^_^;

損益率はVNDでは12.9%のマイナス、円換算では5.9%のマイナスとなりました。ともに先週から3%以上悪化しました。

3. まとめ

今週のビナミルク株価の週末終値は86,100VNDで、先週末終値から3,200VNDも急落しました。90,000VNDが遠くなるだけでなく、購入以来最安値までわずか200VNDになってしまいました。最安値更新だけは避けて欲しい…

今週の日経平均の週末終値は、先週末終値から135.90円上昇の29,745.87円でした。何度か29,900円を超えましたが、利益確定売りに押され30,000円には届きませんでした。徐々に下値を切り上げつつあるので、来週に期待です。

NYダウの週末終値は35,601.98ドルで、先週末終値から500ドル近く下落しました。先々週まで5週連続で上昇し、3週連続で過去最高値を更新していましたが、これで2週連続下落となり、少し風向きが変わってきたように思われます。

VN指数の週末終値は1,452.35ポイントで、先週末終値から21.02ポイント下落しました。こちらも3週連続で過去最高値を更新し、順調に1,500ポイントを目指していましたが、今週は利益確定売りに押されました。

最後までお読みいただきありがとうございました。