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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(7/2 今年2回目の配当がありました)

こんにちは、エムケーワイです。

メジャーリーグで大谷翔平選手の快進撃が止まりません。ここ数試合ホームランを連発し、オールスター前にして松井秀喜さんの持つ日本人最多本塁打記録にあと1本と迫っています。それだけでなく、現在30本塁打で、ホームラン王争いのトップを走っているなんて凄過ぎます!! こんな日が来るなんて正直想像すらしていませんでした。しかも、ハイレベルの争いの中で、です。

ここまで来ると是非とも日本人ホームラン王になって欲しいと願ってしまいますが、これまで投手との二刀流で休むことなく試合に出続けているので、疲労と怪我が心配になって来ます。大谷選手自身は純粋に野球を楽しんでいるようで、それほど疲れを感じていないのかもしれませんが、十分に体と心のケアをして1年でも長くメジャーリーグで活躍し続けて欲しいと思います。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 7月2日の終値

7月2日(金)のビナミルク株価の終値は90,100VNDでした。幸い2週連続下落とはならず、わずか400VNDですが先週末終値から上昇し、辛うじて90,000VNDを回復しました。 上昇したのは良いのですが、やはりVN指数の勢いに比べると弱いと言わざるを得ません。月曜日に下落したものの、火曜日には91,200VNDまで上昇したのですが、その後引き続き上昇して行くことができませんでした。

ところで、今週今年2回目の配当金が入金されました。1株当たり1,100VNDで、株価に対する割合としては約1.2%です。前回は1株当たり1,000VNDだったので、100VND増えたことになります。トータルは660,000VNDですが、そこから所得税、地方税が合わせて20%程引かれて受取金額は528,531VND、日本円にして2,500円弱でした。

約定日(2020年8月19日)から7月2日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

今週もジグザグ継続です。なかなか一気に上昇とはなりませんが、5月7日を底にじわじわと上昇している(と思いたい)ので、何とか早く株価90,000VND台を固めて欲しいものです。どこまで我慢強く保持することができるか試されているようです^_^;

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

先週週間で1,144ドル上昇したNYダウは、今週月曜日と火曜日はもみ合ったものの、水曜日から金曜日まで3連騰となりました。週末終値は34,786.35ドルで、先週末終値から352.51ドル上昇し、5月7日につけた過去最高値(34,777.76ドル)を約2ヶ月ぶりに更新しました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは122.77%です。経済活動正常化への期待が引き続き広がっていましたが、6月の雇用統計で非農業部門就業者の増加数が予想を上回ったことが更に後押ししたようです。S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数もそろって最高値を更新しており、アメリカ市場の力強さが感じられます。

今週の日経平均は、月曜日に29,112円、先週末終値比46円高で始まったものの、その後木曜日までじわじわと値を下げました。木曜日の終値は28,707円で先週末終値から360円近く下げました。さすがに金曜日は反発しましたが、終値は28,783.28円で、先週末終値からは282.90円安となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは122.40%で、2週連続で上昇したNYダウに抜かれてしまいました。過去最高値を更新したNYダウに対し、日経平均は29,000円で何度も跳ね返され、出遅れ感が強くなっています。しかし、日経平均上昇の原動力となり得る要因が見当たらず、この状況はしばらく続くかもしれません。

VN指数は今週も好調で、月曜日にあっさりと1,400を突破しました。火曜日も上昇し1,410を突破、水曜日は下落して1,410を割り込んだものの、木曜日は再び上昇に転じて1,415を突破、そして金曜日は1,420を突破と、まるで階段を上るように着実に上昇して行きました。終値は1,420.27で、先週末終値から30.15ポイントも上昇し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは147.75%となりました。日毎に物色される銘柄は変わりますが、銀行株や証券株などの優良銘柄が買われたようです。1,300を突破してからわずか1ヶ月での1,400突破が現実になりました。果たして1ヶ月後には1,500を突破しているのでしょうか!?

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは僅かに上昇し81.91%となったものの、VN指数とのパフォーマンスの差は更に広がってしまいました( ;∀;)

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

7月2日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は54,060,000VND、VND損益は-5,260,000VNDで、先週から240,000VND上昇しました。

円換算評価額は265,975円、円換算損益は-7,525円で、先週から4,410円増加しました。

損益率はVNDでは8.9%のマイナス、円換算では2.8%のマイナスとなりました。

VND損益、円換算損益がともにマイナスになるのはこれで10週連続です。ここの所円安が進んでいるおかげで円換算でのマイナスは少なく見えますが、それでもなかなかプラス圏に浮上できません^_^;

3. まとめ

今週のビナミルク株価の終値は90,100VNDで、先週末終値から400VND上昇しました。2週連続下落を免れ、配当金も入金されましたが、上昇幅は僅かでVN指数とのパフォーマンスの差は今週も広がりました。

先週週間で1,144ドル上昇したNYダウは、今週も先週末終値から352ドル上昇し、過去最高値を2ヶ月ぶりに更新しました。S&P500種株価指数とナスダック総合株価指数も最高値を更新しており、アメリカにおける経済活動正常化への期待の強さが感じられます。

日経平均は今週じわじわと値を下げ、週末終値は先週末終値から282円安となりました。またしても29,000円台を維持することができず、過去最高値を更新したNYダウに対して出遅れ感が強くなっています。

VN指数について先週「一部の大型株にけん引されての上昇なので、決して楽観はできないと考えます。」などと書きましたが、実際は今週も絶好調で一気に1,420まで上昇しました。大型優良株が買われているようなのですが、何故ビナミルク株が蚊帳の外なのか不思議でなりません。

最後までお読みいただきありがとうございました。