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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(7/9 株価が購入以来最安値に並びました)

こんにちは、エムケーワイです。

7月に入って各地で大雨の被害が出てきました。近年は雨の降り方が変わっており、悲しいことですが、毎年川の氾濫や土砂崩れの報道が繰り返されるようになりました。被害に遭われた方々に対してはお見舞いを申し上げるとともに、一日も早く元の生活に戻れることを祈ることしかできません。そして、決して他人ごとではなく、日本中どこでも起こりうると考え、普段から備えをしておくことが大切だと感じます。

しかし、熱海での土石流は人災の側面もあります。もし不適切な盛り土をした業者の責任が問えないとなると、何ともやりきれない思いがしますし、被害に遭われた方があまりにも気の毒すぎます。このような不適切な盛り土は他でも行われている可能性があるので、一刻も早く調査を行うとともに、業者に対する罰則等の厳格化を行う必要があると考えます。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 7月9日の終値

7月9日(金)のビナミルク株価の終値は87,000VNDでした。先週なんとか400VND上昇し、辛うじて90,000VNDを回復したと思ったら、今週は先週末終値から3,100VNDも下落し、90,000VNDを大きく割り込んでしまいました( ;∀;)

今週は先週末の悪い流れを引きずって月曜日から値を下げると、火曜日には2,000VND以上下落しました。水曜日には90,000VND近くまで反発しましたが、勢いは続かず木曜日、金曜日と続落して終わりました。87,000VNDは週末終値としては5月7日と並ぶ購入以来最安値です。

今週はVN指数も大きく下落したのですが、ビナミルク株価はVN指数の上昇には付き合わないのに、下落にはしっかりと付き合いますね^_^;

約定日(2020年8月19日)から7月9日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

今週もジグザグ継続です。ただ、今週の下落幅はかなり大きく、一気に5月7日の底値に戻ってしまいました。ジグザグしながらも徐々に上昇していると思っていたので、ちょっとショックが大きいです。ここからさらに下がることがないよう、祈るしかありません。

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

今週のアメリカ市場は5日(月)が4日(日)の独立記念日の振替休日?で休場だったため、4日間の取引でした。NYダウは先週約2ヶ月ぶりに過去最高値を更新しましたが、今週は木曜日までもみ合いながら値を下げました。長期金利の低下により景気の先行きに対する不安が広がり、株が売られたようです。しかし、9日は長期金利が上昇して金融株を中心に株価が上昇し、NYダウを押し上げました。長期金利に対するNYダウの動きはこれまでと反対ですね。終値は前日比448ドル高の34,870.16ドルで、先週に引き続き過去最高値を更新しました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは123.06%になりました。これで週末終値は3週連続の上昇で、力強い動きを見せています。

今週の日経平均は、NYダウとは対照的に連日弱い動きとなりました。月曜日に値下がりでスタートし、火曜日は上昇したものの陰線を描き、水曜日以降は3日続落しました。特に水曜日、金曜日は窓を開けて下落し、金曜日の下落幅は前日比で一時700円を超えました。最終的には先日比177円安まで盛り返しましたが、週末終値は28,000円を割り込みました(27,940.42円)。先週末終値からは842.86円下落し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも118.81%と120%を割り込んでしまいました。東京都に対する4度目の緊急事態宣言発出と、海外で新型コロナウイルスのデルタ株が蔓延しつつあることで、経済活動正常化への期待が後退したようです。また、ETFの分配に伴う換金売りもあったようです。

先週まで破竹の勢いであっさり1,400の大台を突破したVN指数ですが、今週はさすがに息切れしました。月曜日、火曜日と続落、特に火曜日は50ポイント以上急落し、1,400を維持できませんでした。水曜日は反発し1,388まで値を戻しましたが、木曜日、金曜日と再び続落し、週末終値は1,350も割り込んでしまいました(1,347.14)。先週末終値からは73.13ポイント下落し、1月22日から1月29日にかけての下落以来の大幅下落となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは140.14%です。これまでが順調すぎたので、当然の調整かもしれません。来週以降再び上昇して行けるかに注目です。

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは79.09%と再び80%を割り込みましたが、VN指数に比べると小さい下落幅であったことがせめてもの救いです^_^;

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

7月9日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は52,200,000VND、VND損益は-7,120,000VNDで、先週から1,860,000VND下落しました。

円換算評価額は252,126円、円換算損益は-21,374円で、先週から13,849円減少しました。

損益率はVNDでは12.0%のマイナス、円換算では7.8%のマイナスとなりました。

損益が-10%、円換算損益が-20,000円を超えると「損してるなぁ」という気分になります。ビナミルク株を購入して来月で1年になりますが、昨年9月の無償割り当て以降、特に今年に入ってからはさえない展開がずっと続いています。何か反騰するきっかけが欲しい………

3. まとめ

今週のビナミルク株価の終値は87,000VNDでした。先週末終値から3,100VNDも下落し、一気に5月7日の購入以来最安値に戻ってしまいました。5月7日以降、ジグザグしながら少しずつ底値を切り上げていたのですが…

先週2ヶ月ぶりに過去最高値を更新したNYダウは、今週はもみ合いながら値を下げていましたが、金曜日に大きく盛り返し、週末終値は2週連続で過去最高値を更新しました。このまま35,000ドルを目指す展開となるでしょうか?

今週の日経平均は大きく値を下げ、週末終値は28,000円を割り込んでしまいました。ただ、あまりにも売られ過ぎと判断されたのか、金曜日は前日比一時700円超安から切り返してきたので、来週この動きが継続するかに注目です。

先週大台の1,400をあっさり突破したVN指数ですが、今週は大幅に下落し、週末終値は1,350を割ってしまいました。先週まであまりに順調だったので当然の調整かもしれませんが、下落幅が大きかったので来週以降の動きが少々心配です。

最後までお読みいただきありがとうございました。