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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(6/25 株価が再び90,000VNDを割り込みました)

こんにちは、エムケーワイです。

25日(金)に陸上日本選手権の男子100m決勝が行われ、多田修平選手が10秒15で初優勝し、東京オリンピックの代表に内定しました。先日日本記録を更新する9秒95を記録した山縣亮太選手も3位に入り、オリンピック代表に内定しました。

9秒台の記録を持つ選手が4人も出場するということで非常に注目されていた100m決勝ですが、参加標準記録を突破している5選手の中で唯一10秒を切っていないダークホース的な多田選手が優勝するという、個人的にはちょっと意外な結果となりました。多田選手、これまでは得意のスタートでトップに立っても、ゴール前で誰かに差されて1位になれないことが多かったのですが、今回は最後までトップを譲らず初優勝し、代表内定に花を添えました。見事なレース展開だったと思います。

2位になったデーデー・ブルーノ選手は参加標準記録を突破していないので代表にはなれないのですが、筋骨隆々の体は今後の飛躍を期待させます。年齢も若いですし。

3位以下は2/100秒の間に9秒台の記録を持つ4選手が並ぶという大混戦でした。山縣選手が10秒27で3位、小池祐貴選手が山縣選手と同タイムながら4位、桐生祥秀選手が5位、サニブラウン・アブデル・ハキーム選手が6位となりました。まさに実力伯仲の選手たちの意地と意地がぶつかった素晴らしい戦いでした。

果たしてもう一人の代表は誰が選ばれるのでしょうか?また、100m x 4リレーも楽しみになりますね。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 6月25日の終値

6月25日(金)のビナミルク株価の終値は89,700VNDで、先週末終値から2,400VND下落しました。残念ながら3週連続上昇とはならず、しかも先週までの2週間で上昇した分をほぼ吐き出してしまいました( ;∀;)

週末終値は2週連続で上昇していましたが、先週の上昇は極わずかでイマイチ力強さに欠けると思っていたら、案の定今週は月曜日から木曜日まで順調に?下がり続けました。後述しますが、VN指数は今週も上昇しているんですけどね、やはり風向きは変わっていませんでした。木曜日は終値88,700VNDまで下げ、ようやく金曜日に1,000VND上昇しました。またまた90,000VNDを割り込んでしまいましたが、これまで週末終値が90,000VNDを割り込むと次の週は上昇しているので、来週は何としても反発して欲しいものです。

約定日(2020年8月19日)から6月25日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

先週は株価にしてわずか100VNDの上昇だったので、実質横ばいだったと考えると、5月14日以降上がっては下がり、上がっては下がりを繰り返す状況が続いています。先週まではそれでも徐々に下値を切り上げていたのですが、今週は6月4日とほぼ同じレベルまで下落したので、来週ここから反発できるかどうかが今後を占う上で大きな意味を持つように思われます。

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

今週の日経平均は、先週金曜日のNYダウの急落を受け、月曜日に急落しました。下落幅は、一時先週末終値から1,100円を超え、27,800円を割り込みました。終値は辛うじて28,000円を超えたものの、先週末終値からは953円安となりました。ところが火曜日は一転前日比で873円高となり、28,884円まで値を戻しました。アメリカの動向に過剰反応し過ぎですね。水曜日、木曜日の終値は28,800円を下回りましたが、金曜日は前日比で191円程上昇し、29,000円を回復しました(29,066.18円)。先週末終値からは102円上昇し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは123.60%となりました。このまま一気に上昇と行きたいところですが、新型コロナウイルスの感染状況が重しになる可能性があります。沖縄以外で緊急事態宣言が解除されましたが、東京を中心に新規感染者数は再び増加傾向にありますし、東京オリンピックのために来日した海外選手団からも感染者が確認されました。

NYダウは先週、週間で1,190ドル、特に金曜日は前日比で533ドルの急落となり、今週の動きが注目されていましたが、果たして月曜日だけで先週金曜日の下落を取り返しました!! その後、火曜日と水曜日は膠着状態となりましたが、木曜日、金曜日と連騰しました。週末終値は34,433.84ドルで、先週末終値から1,144ドル上昇し、先週の大幅下落がほぼ帳消しになりました。先週、今週となかなか激しい上下動を見せています^_^; 月曜日は前週の急落を受けて買戻しが入り、金曜日は前日に好決算を発表したナイキや、株主還元の制限が今月末に解除されることになった大手銀行が買われてNYダウを押し上げたようです。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは121.52%となりました。

先週過去最高値を更新したVN指数は、月曜日から木曜日まで下落と上昇を交互に繰り返しながらも徐々に下値を切り上げ、1,380を目指す展開となりました。そして、金曜日は木曜日に続いて上昇し、一気に1,390を超えてきました。週末終値は1,390.12、もちろん過去最高値です! 昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは144.61%となり、グラフ縦軸の上限値を上方修正しました^_^; ただし、上昇した日でも値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っており、一部の大型株がVN指数の上昇をけん引しているようです。そんな中、ビナミルク株は一部の大型株の仲間には入れず、VN指数が上がっても下がっても下がるという状況が続いています。VN指数の上昇は来週も続き、1,300を超えてからわずか1ヶ月での1,400突破があるでしょうか!?

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは81.55%となり、VN指数とのパフォーマンスの差は63ポイントを超えてしまいました( ;∀;)

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

6月25日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は53,820,000VND、VND損益は-5,500,000VNDとなりました。先週から1,440,000VNDの下落です^_^;

円換算評価額は261,565円、円換算損益は-11,935円でした。先週から5,983円の減少で、損益が再び-10,000円を超えてしまいました( ;∀;)

損益率はVNDでは9.3%のマイナス、円換算では4.4%のマイナスとなりました。

損益がプラス圏に復帰するまでの道のりはかなり長いものになりそうですが、いつか必ず復帰すると信じて長期保有して行きたいと思います。

3. まとめ

今週のビナミルク株価の終値は89,700VNDで、先週末終値から2,400VND下落しました。期待していた3週連続上昇とはならず、なかなか一気に上昇して行く気配が感じられません。

日経平均は先週末のNYダウの急落を受け、月曜日は先週末終値比で950円を超える大幅下落となりましたが、その後反発しました。週末終値は先週末終値を102円上回り、29,000円を回復しました。来週は再び増加に転じた新型コロナウイルスの感染状況を睨みながらの展開になると思われます。

先週週間で1,190ドルも下落したNYダウは、今週は一転1,144ドル上昇し、先週の下落分をほぼ取り返しました。日々発表される経済指標や企業決算に一喜一憂して大きく上下する状況が続いています。来週はどのような動きになるかちょっと予想できません^_^;

VN指数は今週も堅調に推移し、週末終値は一気に1,390を超えました! このまま1,400を目指しそうな勢いですが、実際は値下がり銘柄数が値上がり銘柄数を上回っており、一部の大型株にけん引されての上昇なので、決して楽観はできないと考えます。

最後までお読みいただきありがとうございました。