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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(4/30 株価がまたも急落しました)

こんにちは、エムケーワイです。

昨年に引き続き今年も新型コロナウイルス禍の中でゴールデンウィークが始まりました。我が家は普段できない家の用事を片付けるなどして、ステイホームを心がけようと思います。幸か不幸かゴールデンウィーク期間中の天気がイマイチ良くなさそうなので、遊びに行けないストレスも少しは軽減されるかもしれません^_^;

3度目の緊急事態宣言の効果が確認できるのはもう少し先ですが、人出がそれほど減っていないという報道や、蔓延防止等重点措置が発令されても新規感染者数が減っていない現状から、過去2回のような効果は期待できないような気がします。主流になりつつある変異型は従来型より感染力が強く、若い人でも重症化する確率が高いということなので、これまでと同じ対策では感染拡大を抑えることができず、緊急事態宣言の期間が延長されたり、対象地域が拡大される可能性も高いのではないでしょうか。

いずれにしても、ワクチンが広く行き渡るまで、私たちにできる対策を辛抱強く続けていくしかありませんね。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 4月30日の終値

4月23日(金)のビナミルク株価の終値は93,500VNDでした。先週末終値からなんと6,000VNDも下落し、100,000VND奪回どころか95,000VNDも割り込んでしまいました( ;∀;)

ホーチミン市場は金曜日が南部ベトナム解放記念日のため休場で、今週も4日間の取引でした。ビナミルク株価の週間の動きとしては4日とも陰線で、最近4週間で3回目の週間全日陰線となりました。28日(水)に終値で95,000VNDを割り込むと、29日(木)には一時91,500VNDまで下落。最終的にはそこから2,000VND上昇したものの、全く良いところがありませんでした。どこまで下げ続けるでしょうか!?

約定日(2020年8月19日)から4月30日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

残念ながらやはり2週連続上昇とはなりませんでした。しかも株価が先週末終値から6,000VNDも下落したので、株価軸(左目盛)の下限値を下方修正することになりました。そして、VND評価額も遂に購入以来最低値を更新してしまいました。まだまだ下げ止まる気がしません…

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

日経平均の週末終値は4週連続下落となり、29,000円を割り込んでしまいました。3月期企業の本決算発表が始まりましたが、決算発表が終わったソニーや日本電産の株価は下がり、新型コロナウイルスの感染拡大が続いていること、緊急事態宣言発出後も人出がそれほど減っていないことに加え、連休前でリスク回避の持ち高調整が発生し、買い手が少ない状況になっているようです。

NYダウも2週連続下落となり、34,000ドルを割り込みました。4月16日(金)までは順調に上昇していましたが、その後の2週間は足踏みが続いています。アメリカ国内では新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいますが、インドやブラジルなどで感染者数が急増しており、世界経済の回復が遅れるとの警戒感が広がっているようです。また、半導体不足による企業業績への影響も懸念されているようです。

VN指数は26日(月)に2.6%を超えて下落した後、27日(火)から29日(木)まで少しずつ上昇しました。しかし、週末終値は先週末終値から5週間ぶりの下落となりました。26日(月)は大型株全般に利益確定売りが出たということで、ビナミルク株価も当然のように下落。しかし、その後大型株は買い戻されたそうなのですが、ビナミルク株価はその流れに乗れず、上記の通り下がり続けました。

今週は久しぶりにビナミルク株価と3指数が揃って先週末終値から下落したのですが、ビナミルク株価の下落率が突出して大きく、こちらのグラフも縦軸の下限値を下方修正することになりました。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

4月30日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は56,100,000VNDで、先週末終値から3,600,000VNDも下落しました。VND損益も一気に-3,220,000VNDとなり、再びマイナス圏に突入です( ;∀;)

円換算評価額は268,158円となりましたが、円安になったので7,600円程に収まりました。しかし、円換算損益は-5,342円で、こちらもマイナスになってしまいました。

損益率はVNDでは5.4%のマイナス、円換算では2.0%のマイナスで、購入以来最悪となりました。

3. まとめ

今週のビナミルク株価は全日陰線となりました。週末終値は先週末終値から6,000VND下落の93,500VNDとなり、95,000VNDを割り込むだけでなく、遂にVND評価額が購入以来の最安値を更新してしまいました。損益もVND、円換算とも過去最悪のマイナスとなり、どこまで下落するのか分からない状況になって来ました( ;∀;)

日経平均の週末終値は28,812.63円で4週連続下落となり、29,000円も割り込んでしまいました。3度目の緊急事態宣言が発出されましたが、新規感染者数の増加傾向が続いており、株価が抑え込まれています。また、今週は連休前の持ち高調整もあったようです。

NYダウの週末終値は33,874.85ドルで、こちらも2週連続の下落となり、34,000ドルを割り込みました。アメリカ国内では新型コロナウイルスのワクチン接種が進んでいますが、インドやブラジルでの新規感染者数の急増による警戒が広がっているようです。

VN指数は今週は2.6%以上の下落で始まりました。その後少しずつ上昇しましたが、週末終値は5週間ぶりに下落し1,239.39となりました。やはり、すんなり1,300とは行かないようです。

今週は久しぶりにビナミルク株価と3指数が揃って先週末終値から下落しました。しかし、ビナミルク株価の下落率は3指数より大きく、依然弱さが目立っています。

最後までお読みいただきありがとうございました。