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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(7/29 2週連続上昇も73,000VNDには届かず!)

こんにちは、エムケーワイです。

早くも7月が終わろうとしていますが、まさに夏本番! ここのところ猛烈な暑さが続いており、街中の気温表示が35℃を超えることも珍しいことではなくなりました。夕立が降ると若干気温が下がりますが、それも一時的で、すぐに元の暑さがぶり返します。もはや昼間に屋外で活動することは危険と言える状況です。どうしても外に出なければならない場合は、本当に気を付けていただきたいと思います。私も気をつけます!

では、ビナミルク株価の報告です。

1. 7月29日の終値

ビナミルク株価の週末終値は72,800VNDで、先週末終値から800VND上昇しました。これで2週連続上昇です。

週間の動きとしては、月曜日の終値は73,000VNDに迫りましたが、火曜日終値は先週末終値まで下落しました。水曜日以降は少しずつ上昇し、金曜日は一時73,600VNDまで上昇しました。しかし、引け前に73,000VNDを割り込むと、そのまま73,000VND台を回復することはできませんでした。

月曜日はVN指数が下落した中比較的大きく上昇し、幸先の良いスタートを切ったかに見えましたが、今週も73,000VNDの壁に跳ね返される形になりました。それでも2週連続上昇となったので、来週こそは73,000VNDを超えて終わって欲しいものです。

約定日(2020年8月19日)から7月29日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。2020年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

ビナミルク株価&評価額

ビナミルク株価と評価額の週末終値は2週連続で少しずつ上昇しましたが、株価73,000VND台を奪還することはできませんでした。7月1日(金)の高値(73,700VND)を超えると上昇に勢いがつくと思うのですが、来週は超えていくことができるでしょうか!?

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

ビナミルク株価と株価指数変動

日経平均の週末終値は27,801.64円で、先週末終値から113.02円下落しました。先週まで3週連続上昇で、特に先週は先々週末終値から1,100円を超える上昇を見せましたが、さすがに調整が入りました。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは118.22%になりました。週の前半は、アメリカ時間27日(水)の連邦公開市場委員会(FOMC)の結果待ちで模様眺めの展開となり、水曜日の終値は先週末終値比200円弱安の27,715.75円となりました。FOMCでは6月に引き続き0.75%の利上げが決まりましたが、市場は織り込み済みで、木曜日の終値は前日終値から100円近く上昇しました。金曜日は午後になって下落に転じましたが、最終的には前日比13.84円安に収まりました。今週はFOMCの結果により波乱の展開になる可能性もありましたが、実際には週を通して値動きが少なく、やや膠着した展開となりました。NYダウがFOMCを挟んで大きく上昇していることから、来週は28,000円を目指す動きが期待されます。

NYダウの週末終値は32,845.13ドルで、先週末終値から945.84ドル上昇しました。実に3月25日以来の2週連続上昇です。また、週末終値が32,000ドルを超えるのは6月3日以来です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは115.91%になりました。週間の動きとしては、火曜日こそ前日比で230ドル近く下落しましたが、それ以外は上昇し、予想外?の堅調な展開になりました。特に水曜日以降は連日300ドルを超える上昇を見せ、FOMCで0.75%の利上げが決まっても、日経平均同様足を引っ張られることはありませんでした。また、ハイテク企業の好決算や原油高もNYダウを押し上げました。そんな中、決算が市場予想を下回り、最終赤字に転落したインテルの株価は金曜日に大きく下落しましたが、来週のNYダウの動きに影響を与えるでしょうか!?

VN指数の週末終値は1,206.33ポイントでした。先週末終値から11.57ポイント上昇し、これで3週連続上昇です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは125.49%になりました。週間の動きとしては、月曜日、火曜日と下落して、先週金曜日から3営業日連続下落となりましたが、1,185ポイント割れは何とか免れました。すると水曜日に反発して終値を1,190ポイント台に乗せると、木曜日は前日比で1.43%上昇して、終値を1,208.12ポイントとしました。金曜日も続けて上昇し、一時1,217ポイントを超えていましたが、引け間際に前日比で下落に転じ、結局その日の最安値で取引を終了しました。力強さには欠けますが、3週連続上昇し、週末終値として6週間ぶりに1,200ポイント台を回復したので、来週以降の動きに期待したいと思います。

ビナミルク株価の2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは66.18%となりました。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

7月29日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND & 円換算損益

VND評価額は43,680,000VND、VND損益は-15,640,000VNDでした。先週末終値からは480,000VND増加しました。増加額は先週の2倍になりましたが、まだ横ばいの域を出たとは言えません。来週は勢いを加速することができるでしょうか?

円換算評価額は248,539円、円換算損益は-24,961円でした。今週も超円安の解消が進み、VND評価額、VND損益が増加したのに、先週末終値から3,749円減少してしまいました。結果、円換算評価額が6週間ぶりに250,000円を割り込みました。

損益率はVNDでは26.4%のマイナス、円換算では9.1%のマイナスとなりました。今週のVND損益率と円換算損益率のギャップは2.9倍弱になりました^_^;

3. まとめ

ビナミルク株価の週末終値は72,800VNDで、先週末終値から800VND上昇しました。上昇幅はわずかですが、2週連続上昇となりました。来週は73,000VND奪還なるでしょうか!?

日経平均の週末終値は27,801.64円で、先週末終値から113.02円下落しました。今週はFOMCがありましたが、週を通して値動きが少なく、膠着気味の展開になりました。4週連続上昇とはなりませんでしたが、来週の28,000円奪還に期待したいところです。

NYダウの週末終値は32,845.13ドルで、先週末終値から945.84ドル上昇しました。3月25日以来の2週連続上昇です。FOMCで先月に続き0.75%の利上げが決まりましたが、週末にかけて3連騰で終わりました。注目のイベント通過で来週以降も上昇を継続することができるでしょうか?

VN指数の週末終値は1,206.33ポイントで、先週末終値から11.57ポイント上昇しました。これで3週連続上昇で、週末終値として6週間ぶりに1,200ポイント台を回復しました。来週は1,200ポイント台を固めることができるかに注目です!

最後までお読みいただきありがとうございました。