こんにちは、エムケーワイです。
プロ野球のペナントレースは最終盤を迎えました。セ・パともにまだ優勝は決まっておらず、連日熱戦が繰り広げられていますが、一方で引退発表や戦力外通告が行われる寂しい季節でもあります。今週私が大好きだった2人の選手が引退しました。ソフトバンクの長谷川勇也選手と巨人の亀井善行選手です。2人とも所謂「いぶし銀」といった感じで、いざという時に頼りになる選手でした。また、幾度となくケガに悩まされた苦労人であることも共通項で、それだけに強靭な精神力心を持った選手だったと思います。
私は暇に任せて両選手の引退試合をテレビで観戦したのですが、どちらの試合も引退していく選手に花を持たせるという雰囲気ではなく、真剣勝負が行われました。残念ながら両選手ともヒットや本塁打を打つことはできませんでしたが、清々しさが心に残りました。
長谷川選手は1塁へのヘッドスライディング及ばず、きわどいタイミングでアウトになったのですが、その後引退試合でも悔しさを露わにする姿を見て、昨年の日本シリーズで同じようにヘッドスライディングした後グラウンドをたたいて悔しがった姿が思い出され、胸が熱くなりました。その直後甲斐選手が惜別の本塁打を打ち、長谷川選手が涙を見せたシーンは余りに感動的過ぎて、思わずもらい泣きしてしまいました。最後守護神が崩れて引き分けに終わったことは少し残念でしたが…
亀井選手はチャンスに代打で登場すると、決して演出のためではなかったと思いますが、ヤクルトは昨年まで巨人にいた田口投手を登板させました。結果は体勢を崩されサードゴロに倒れましたが、全力疾走で併殺を免れました。こちらもきわどいタイミングでしたが、ヤクルトのオスナ選手が1塁ベースを踏んでいなかったのは、外国人選手ながら素敵な配慮だったと思います。挨拶の最後で若手選手へメッセージ(檄)を送ったのは、亀井選手の人間性が表われているシーンでした。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 10月22日の終値
10月22日(金)のビナミルク株価の終値は先週末終値から500VND上昇の90,500VNDでした。上昇幅は大きくありませんでしたが、2週連続上昇となり90,000VND台も維持しました。
先週は一時91,000VNDを越えながらもそこからじわじわと値を下げ、辛うじて90,000VNDで踏み留まったという感じでした。今週は水曜日までは90,000VNDを挟む動きになりましたが、木曜日は89,100VNDまで下落し、大きく90,000VNDを割り込んでしまいました。このまま再び下落していくパターンかと不安になりましたが、金曜日は午前中に90,000VNDを奪還すると、午後も着実に上昇して、前日終値比+1,400VNDという大きな上昇を見せました。
週間での上昇幅は500VNDですが、今週はVN指数が下落した中で上昇したので、良しとしましょう。
約定日(2020年8月19日)から10月22日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
株価は2週連続上昇となりましたが、9月24日終値の90,700VNDには到達していないので、まだ横ばい状態から抜け出したとは言い切れません。とりあえず、来週90,700VNDを超えることができるかどうかに注目したいと思います。もし超えることができれば、次は株価91,000VND、その次はVND評価額55,000,000VNDが目標になって来ます。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均は先週、前週末終値から1,000円以上上昇、かつ週末終値として4週間ぶりに上昇して29,000円台を回復しました。今週も月曜日こそわずかに先週末終値から下落しましたが、火曜日には上昇に転じ、水曜日には一時29,489円まで値を上げました。しかし、NYダウが水曜日に取引時間中の過去最高値を更新したにもかかわらず、木曜日は500円を超える急落を見せ、あっさり29,000円を割り込んでしまいました。金曜日も値下がりして始まりましたが、「中国の恒大集団が23日猶予期限の米ドル債の利息を支払った」との報道が伝わると反発しました。週末終値は前日終値比96円高の28,804.85円となりましたが、一時前日比で300円近く上昇していたので、そこから下落したのは残念でした。先週末終値比では263.78円の下落となり、2週連続上昇とはなりませんでした。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは122.49%となりました。先週の記事で「 来週も政策期待により堅調な展開になることが予想されます」と書きましたが、やはり私の予想は外れましたね^_^; さて、来週はどうなるでしょう?
先週のNYダウは週後半に大きく値を上げ、 週末終値は35,294.76ドルと、6週間ぶりに35,000ドルを超えました。 今週も月曜日こそ先週末終値から下落したものの陽線を描くと、火曜日以降も連続して陽線を描いて着実に上昇して行きました。結局週をまたいで8営業日連続の陽線となり、週末終値は過去最高値だった8月13日の35,515.38ドルを上回る35,677.02ドルとなりました。先週末終値からは382.27ドル上昇し、これで3週連続上昇です。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは125.91%となりました。好調の要因は企業の7~9月期の好決算が続いていることですが、これまでは35,000ドルを超えると押し返される状況が続いています。中国恒大集団の債務不履行に対する懸念は一旦和らぎましたが、インフレや原油高に対する懸念や量的緩和政策の縮小が上値を抑える可能性があります。来週更に過去最高値を更新することができるでしょうか?
VN指数は先週、週末終値としては7月2日以来約3か月半ぶりに1,390ポイントを超えました。しかし、現実は何度も1,400ポイントに到達しながらそこに留まることができないというもどかしい状況でした。今週も水曜日までは先週同様1,400ポイントに挑戦しては跳ね返される展開が続きました。それでも終値は1,395ポイントを超えていたのですが、木曜日は外国人投資家の売りに押され、1,385ポイントを割り込むまで下落してしまいました。金曜日は反発しましたが、1.390ポイントを奪還することはできず、終値は1,389.24ポイントとなりました。先週末終値からは3.46ポイントですが下落し、3週連続上昇とはなりませんでした。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは144.52%となりました。VN指数は上昇基調にあり、新型コロナウイルスの新規感染者数も3,000人台まで減少しているので、今週は1,400ポイントを奪還することを期待していたのですが、少し残念な結果となりました。しかし、下落幅はわずかだったので来週再挑戦です!
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは82.27%となりました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
10月22日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は54,300,000VND、VND損益は-5,020,000VNDで先週から300,000VND増加しました。ポジティブに考えるとVND損失が5,000,000VNDを下回るまであと少しです。
円換算評価額は268,785円、円換算損益は-4,715円で先週から2,025円増加しました。今週は一時1VNDが0.005円を超え、その際円換算損益がプラスになっていたのですが、残念ながら週末までは続きませんでした^_^;
損益率はVNDでは8.5%のマイナス、円換算では1.7%のマイナスとなりました。円安継続中です。
3. まとめ
今週のビナミルク株価の週末終値は90,500VNDで、先週末終値から500VND上昇しました。横ばい状態から抜け出せていませんが、木曜日に89,100VNDまで下落しながら金曜日に盛り返したので、来週の動きに期待したいと思います。
日経平均は先週終値として4週間ぶりに29,000円台を回復し、今週も堅調な展開になると予想していましたが、予想は外れ、週末終値は先週末終値から263円下落しました。衆議院解散後の選挙期間中は日経平均が上昇するというアノマリーは今回は当てはまらないのでしょうか?
先週6週間ぶりに35,000ドル台を回復したNYダウは今週も堅調で、連日陽線を描きました。週末終値は35,677.02ドルとなり、過去最高値を更新しました。企業の好決算が好感されましたが、インフレや原油高が懸念されており、来週は一旦調整が入るかもしれません。
VN指数は先週約3か月半ぶりに1,390ポイントを超え、今週は1,400ポイントを目指す展開になることが期待されましたが、残念ながら週末終値は1,390ポイントを割り込んでしまいました。しかし、ここのところ調整を入れながら下値を切り上げて来ているので、来週こそ1,400ポイントに再挑戦して欲しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。