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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(10/15 3週間ぶりの90,000VND)

こんにちは、エムケーワイです。

私の最後のベトナム訪問から早2年以上が経過しました。退職により行く機会がなくなったわけですが、個人的にはベトナムが結構気に入ったので、いつかプライベートで行ってみたいと思っていました。しかし、新型コロナウイルスの世界的流行により、一度も訪問する機会がないまま現在に至っています。もっとも退職後フリーランスになって収入が激減したので、たとえ新型コロナウイルスがなかったとしても行ける状況ではないのですが^_^; パスポートも切れてしまいましたし…

そんなわけでベトナムとの関係が途切れないようにとビナミルクの株を保有し、株価やVN指数を日々チェックしているのですが、最近面白いYouTubeチャンネルを発見しました。それは「Chika VietVlog ベトナム探検隊」というチャンネルで、自称「女子力を20年前に失った、破天荒な無職貧乏女」であるちかさんが、居住地を変えながらベトナムでの生活の様子を定期配信されています。一見長い黒髪の魅力的な女性なのですが、気取ったところがなく、配信されている動画はどれも面白おかしくまとめられています。所々に自虐ネタや下ネタ的な要素もちりばめられていて、ちかさんの外見とのギャップの大きさもこのチャンネルの魅力ひとつだと思います。そして、私が何より凄いと感じるのは、住居を次々に移ったり、ローカルのお店で躊躇することなく食事できるちかさんの行動力と、全くつっかえたりすることのないアナウンサーのようなトーク力です。ベトナム滞在中日本食のお店でしか食事をしていなかった私からすると、ローカルのお店にひとりで入るなんて考えられないです! また、トーク力はチャンネル開設当時と比べるとものすごく向上しており、地道に努力されたのだと思います。百聞は一見にしかずなので、ベトナムに興味がある人は是非一度見てみることをお勧めします。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 10月15日の終値

10月15日(金)のビナミルク株価の終値は90,000VNDでした。先週末終値から400VND上昇し、なんとか90,000VNDを奪還しました。

週間の動きとしては、月曜日に90,000VNDに到達すると、火曜日、水曜日は一時91,000VNDを超えましたが、そこから更に上昇して行くことができませんでした。木曜日に90,000VNDまで下落すると、金曜日は午前中は90,000VNDを超えていたものの、午後は下落してしまい、結局終値は前日と同じ90,000VNDとなりました。

90,000VNDは回復しましたが、VN指数と比べると寂しい上昇幅です。

約定日(2020年8月19日)から10月15日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

今週はビナミルク株価が90,000VNDちょうど、したがってVND評価額が54,000,000VNDちょうどとなりました。とりあえず第一目標には到達しましたが、この3週間はほぼ横ばいの動きになっています。ここから上がっていくのか、下がっていくのか?できればゆっくりでいいので上がって欲しいと思います。

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

先週は前週末終値から722円下落した日経平均でしたが、今週月曜日は先週末終値から450円近く上昇し、28,500円に迫りました。これは岸田首相が金融所得課税の強化について「当面は触ることはない」との考えを示したことによります。しかし、IMFが世界の経済成長率を下方修正したことや原油高により火曜日、水曜日は値を下げ、一時28,000円を割り込みました。その後はアメリカの長期金利が低下したことや、14日(木)の衆議院解散により改めて政策期待が高まったことで木曜日に28,500円を回復すると、金曜日は木曜日から更に517円もの上昇を見せました。その結果週末終値は29,068.63円となり、わずかですが29,000円を上回りました。週末終値としては4週間ぶりに上昇し、その上昇幅は1,000円を超えました(1,019.69円)。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも123.61%となり、先週から4.34%も上昇しました。過去の衆議院解散後の選挙期間中は日経平均が上昇していたということで、来週も政策期待により堅調な展開になることが予想されます(私の予想は外れることが多いですが…)。

NYダウは先週月曜日に34,000ドルまで下落しましたが、その後反発し、先週末終値は34,700ドルを超えました。今週も週前半は原油高や金利の先高観により34,400ドル台まで値を下げました。しかし、週後半は主要企業の好決算や、9月の小売売上高が市場予想を上回ったこと等により大きく上昇し、週末終値は35,294.76ドルと、6週間ぶりに35,000ドルを超えました。先週末終値からは548.51ドル上昇し、これで2週連続上昇となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも124.56%と、先週から2%近く上昇しました。来週も多くのアメリカ企業の決算発表やアメリカ、中国のGDP発表が控えており、これらで好決算や市場予想を上回る発表が相次ぐと、8月に記録した過去最高値に迫る展開になることが期待されます。

VN指数は先週5日連続で上昇し、週末終値は1,370ポイントを超えました。その勢いは今週月曜日も引き継がれ、終値は1,394ポイントと1,400ポイントにあと一歩まで迫りました。火曜日も上昇し、7営業日連続上昇となりましたが、上昇幅はわずかで1,400ポイントには届きませんでした。すると水曜日は下落に転じ、木曜日も続落。しかし、1,390ポイント台は維持しました。金曜日は若干反発し、週末終値は1,392.70ポイントとなりました。 先週末終値からは19.97ポイント上昇し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは144.88%となりました。これで2週連続上昇となりましたが、月曜日に大きく上昇した後は小康状態になり、一気に1,400ポイントを奪還することはできませんでした。また、火曜日以降外国人投資家の売り越しが続いており、1,400ポイントの壁はなかなか厚いようです。それでも新型コロナウイルスの新規感染者数が着実に減少していることもあり、1,400ポイントを目指す下地は固められたように思います。

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは81.82%となりました。先週から0.36ポイント上昇しましたが、今週は日経平均、NYダウ、VN指数が揃って大きく上昇したので正直残念な結果と言わざるを得ません^_^;

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

10月15日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は54,000,000VNDちょうど、VND損益は-5,320,000VNDで先週から240,000VND増加しました。

円換算評価額は266,760円、円換算損益は-6,740円で先週から6,024円増加しました。円換算損失が再び10,000円より少なくなりましたが、これは株価上昇というよりは円安になったお陰です。最近-10,000円を挟んで行ったり来たりを繰り返しています。

損益率はVNDでは9.0%のマイナス、円換算では2.5%のマイナスとなりました。円安が進み、再びVNDと円換算の格差拡大です。

3. まとめ

今週のビナミルク株価の週末終値は90,000VNDちょうどで、先週末終値から400VND上昇しました。週末終値としては3週間ぶりに90,000VNDを奪還しましたが、週間の動きとしては一時91,000VNDを超えたもののそこで踏ん張ることができなかったという感じです。

先週の日経平均は前週末終値から722円も下落してしまいましたが、今週は一転、先週末終値から1,000円以上上昇し、29,000円台を回復しました。衆議院の解散により政策期待が高まり、週末終値としては4週間ぶりの上昇となりました。過去の選挙期間中の日経平均の動向より、来週も堅調な相場になることが期待されます。

NYダウの週末終値は2週連続で大きく上昇し、6週間ぶりに35,000ドル台を回復しました。原油高や金利の先高観が警戒されますが、主要企業の好決算が続いていることが好感されました。来週も多くの企業の決算発表が控えており、好決算が相次ぐと過去最高値に迫る展開になることが期待されます。

VN指数は先週5日連続で上昇し、1,370ポイント台まで上昇しました。今週も火曜日まで続騰し、1,390ポイントを突破しましたが、節目の1,400ポイントには届きませんでした。その後は足踏み状態が続き、1,400ポイントに到達できずに終わりました。来週1,400ポイントに再挑戦です。

最後までお読みいただきありがとうございました。