カテゴリー
ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(5/21 ZaifでSymbolの付与が始まりました)

こんにちは、エムケーワイです。

仮想通貨取引所のZaifで5月10日(月)から仮想通貨NEMの新チェーンであるSymbolの付与が始まりました。日本の仮想通貨取引所では、3月12日のスナップショットの時点で保有していたNEM(XEM)と同量のSymbol(XYM)が付与されることになっていました。その後3月17日にSymbol(XYM)が正式に誕生し、法令上の手続き完了後に各取引所の対応が発表されることになっていましたが、Zaifが最も早く付与開始を発表しました。私の知る範囲では、Zaif以外の取引所はまだ対応を発表していないと思います。

実は私はZaifでNEMを4,000XEM所有していたので、付与されるのを心待ちにしていたのですが、今週月曜日(17日)に4,000XYM付与されていることを確認しました。ただ、今週は仮想通貨全体の価格が暴落し、NEM(NEM)もSymbol(XYM)も大きく値を下げたのでうれしさも半減してしまいました。22日(土)の夜時点でNEM(XEM)は購入時とほぼ同じ価格まで下落したので、損益としてはSymbol(XYM)分がプラスになっている状況です。両通貨ともビナミルク株と同様長期保有してみようと思っています。

それにしても仮想通貨の下落が収まりそうにありません。ガッキーショック!?

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 5月21日の終値

5月21日(金)のビナミルク株価の終値は89,200VNDで、先週末終値から300VND下落しました。やはり、2週連続上昇とはなりませんでした。

今週は先週金曜日に90,000VNDを維持できなかった悪い流れを引き継ぎ、月曜日に87,000VNDまで値を下げました。その後は87,000VND~88,000VNDの狭い範囲で変動していましたが、金曜日には一時90,000VNDを超える動きを見せました。しかし、最終的には前日から1,200VND上昇したものの、今週も90,000VNDを割り込んで取引終了となりました。

約定日(2020年8月19日)から5月21日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

残念ながら上昇した次の週は下落するというパターンを崩すことはできませんでした。相変わらず弱い動きですが、先週末終値からの下落幅が僅かであること、金曜日は前日から上昇したことに一抹の希望を持ちたいと思います。

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは、先週からは下落しましたが、辛うじて81%をキープしました(81.09%)。

今週のNYダウは先週に引き続き月曜日から水曜日まで下落し、木曜日と金曜日は上昇しました。週間では2週連続の下落となり、週末終値は34,207.84ドル、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは120.72%となりました。ここの所良い経済指標が発表されると上昇しますが、それにより金融緩和政策の早期打ち切りや長期国債の金利上昇が懸念されて下落するというサイクルが繰り返されています。どちらも決め手を欠き、今後も一進一退の状況が続くかもしれません。

今週の日経平均は月曜日以外の4日間は陽線を描いたのですが、大きく上昇することはできませんでした。週末終値は先週から233円上昇し28,317.83円、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは先週から1%上昇し120%を回復しました(120.42%)。こちらもアメリカの長期金利、新型コロナウイルスの感染者数の増減、ワクチンの接種状況の進展などによって方向感の定まらない状況が続きそうな感じです。来週は28,500円を超えて上昇して行けるかに注目したいと思います。

今週のVN指数は月曜日、火曜日と下落した後、水曜日から3連騰し、週末終値は過去最高を更新する1,283.93となりました。先週末終値が週末終値として初めて1,250を超えたことで、今週前半は利益確定売りに押されましたが、週後半は大型株が買われ予想以上に強い展開となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは133.57%まで上昇しています。ただ、外国人投資家の売り越しは続いているようで、中でもビナミルクは大きく売られており、VN指数は上昇しているのにビナミルク株価は下落するという状況が続いています( ;∀;)

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

5月21日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は53,520,000VND、VND損益は-5,800,000VNDでした。先週末終値から180,000VND下落しました。

円換算評価額は249,403円、円換算損益は-24,097円で、先週末終値から2,450円下落しました。

損益率はVNDでは9.8%のマイナス、円換算では8.8%のマイナスとなりました。

残念ながら今週はマイナス幅を広げ、VND損益率は再び-10%が迫ってきました( ;∀;)

3. まとめ

今週のビナミルク株価の終値は89,200VNDでした。月曜日に大幅下落して始まった後持ち直し、金曜日には一時90,000VNDを超えましたが、最終的には今週も90,000VNDを維持できませんでした。過去最高値を更新するVN指数をよそに下落傾向が継続しています。

日経平均とNYダウはアメリカの長期金利の動向に左右され、方向が定まらない状況になっています。この状況は来週以降も続くと思われます。ただ、アメリカはワクチン接種が進み、経済活動が正常に向かっているので、日本でも早く多くの国民がワクチン接種を受けられるようになることを願います(私の実父母のワクチン接種は今週ようやく予約できましたが、1回目の接種は7月7日で、7月中に2回の接種が終わるとは思えません)。

後、仮想通貨の暴落の影響が株式市場に及ばないか心配です。

最後までお読みいただきありがとうございました。