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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(8/19 ビナミルク株購入から2年が経過しました!)

こんにちは、エムケーワイです。

ビナミルク株購入からちょうど2年になりました。振り返ると最初の数ヶ月は5株につき1株の無償割り当てもあり、評価額は順調に増えていたのですが、2021年に入ると株価はズルズルと下がり始め、その傾向は2022年に入っても継続しています。ここに来てようやく株価が底打ちしたように見えますが、今後上昇して行くことができるでしょうか?

では、ビナミルク株価の報告です。

1. 8月19日の終値

ビナミルク株価の週末終値は74,100VNDで、先週末終値から2,200VND上昇しました。3週間ぶりの上昇です。

週間の動きとしては、月曜日終値こそ先週末終値から下落しましたが、火曜日以降は4連騰となりました。特に水曜日以降は連日前日終値比で700VND以上上昇し、3日間の上昇幅は2,300VNDに達しました。木曜日、金曜日とやや弱い動きとなったVN指数に引っ張られることなく力強い上昇を見せたので、来週以降の動きに期待したいと思います:-)

約定日(2020年8月19日)から8月19日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。2020年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

ビナミルク株価&評価額

丸2年間のグラフを確認すると、前書きに書いた通り好調だったのは最初の数ヶ月のみで、2021年からは見るも無残に下落し続けました。購入時と比較すると、株価は36.12%下落し(無償割り当てや配当の際の調整分を考慮していないので厳密ではありませんが)、評価額は23.34%下落しています。正直言って購入時には上昇こそすれ、下落するとは思っていませんでした^_^; 現在は今年5月から6月にかけてダブルボトム形成後、株価を70,000VND台に乗せたところでもみ合っている状況ですが、今週末の株価は4月29日以来の74,000VND超えとなりました。まだもみ合いのレンジを脱したとは言えませんが、来週75,000VNDを突破すると上放れするきっかけになるのではないでしょうか!?

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

ビナミルク株価と株価指数変動

日経平均の週末終値は28,930.33円で、先週末終値から383.35円上昇しました。これで3週連続上昇です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは123.02%になりました。週間の動きとしては、月曜日終値は先週末終値から325円近く上昇し、28,871.78円となりました。火曜日はわずかに下落したものの、水曜日は前日終値から350円を超える上昇を見せ、終値は29,200円を突破しました。これは1月5日以来の高値です。しかし、木曜日に反落して終値が29,000円を割り込むと、金曜日も前日終値から11.81円ですが続落して終わりました。来週はアメリカで週末にかけて開催されるジャクソンホール会議でパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演が予定されており、様子見となる可能性がありますが、需給状況は改善されつつあり、29,000円台を固めることができるかに注目です。

NYダウの週末終値は33,706.74ドルで、先週末終値から54.31ドル下落しました。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは118.96%になりました。週間の動きとしては、月曜日終値は先週末終値から151ドル超上昇し、33,900ドルを突破しました。火曜日も続騰し、終値は34,152.01ドルとなりました。しかし、水曜日に反落して終値が34,000ドルを割り込むと、木曜日は上昇したものの34,000ドルには届きませんでした。すると、金曜日はFRBの高官が利上げに積極的な姿勢を示したことで、景気後退への懸念が強まり、再び下落に転じて前日終値比292.30ドル安で終わりました。NYダウは6月末以降、2週以上連続で上昇/下落することがほぼない状況ですが、下値を確実に切り上げています。来週は日経平均のところでも記述したジャクソンホール会議でのパウエルFRB議長の講演内容に注目が集まりますが、34,000ドル台を奪還することができるでしょうか?

VN指数の週末終値は1,269.18ポイントで、先週末終値から6.85ポイント上昇しました。上昇幅はわずかですが、これで6週連続上昇です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは132.03%になりました。週間の動きとしては、月曜日終値は先週末終値から12ポイント近く上昇し、1,274.20ポイントとなりました。火曜日、水曜日も少しずつ上昇し、水曜日には終値を1,275ポイント台に乗せました。しかし、木曜日に反落すると、金曜日は下落幅を広げ、終値は1,270ポイントを下回ってしまいました。水曜日、木曜日は一時的に1,280ポイントを超えましたが、その後売り圧力に押される展開となり、6週連続上昇とはなりましたが、今ひとつ勢いに欠ける状況です。

ビナミルク株価の2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは、先週から2%上昇し、67.36%となりました。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

8月19日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

手数料込みの損益

VND評価額は44,460,000VND、VND損益は-14,860,000VNDでした。先週末終値からは1,320,000VND増加し、VND損失が15,000,000VNDを下回りました。

円換算評価額は255,200円、円換算損益は-18,300円でした。円安が進んだこともあり、先週末終値から12,322円増加して、先週30,000円を超えていた円換算損益が一気に20,000円を割り込みました。

損益率はVNDでは25.05%のマイナス、円換算では6.69%のマイナスとなりました。

3. まとめ

ビナミルク株価の週末終値は74,100VNDで、先週末終値から2,200VND上昇しました。来週75,000VNDを突破して、もみ合いのレンジを上放れすることが期待されます。

日経平均の週末終値は28,930.33円で、先週末終値から383.35円上昇しました。これで3週連続上昇です。来週は、木曜日、金曜日の続落で維持できなかった29,000円台を固めることができるかに注目です。

NYダウの週末終値は33,706.74ドルで、先週末終値から54.31ドル下落しました。先週は大きく上昇しましたが、2週連続上昇とはなりませんでした。来週はジャクソンホール会議でパウエルFRB議長の講演が予定されています。

VN指数の週末終値は1,269.18ポイントで、先週末終値から6.85ポイント上昇しました。これで6週連続上昇です。一時1,280ポイントを超えましたが、売り圧力に押されてしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました。