こんにちは、エムケーワイです。
7月が始まりました。2022年の前半が終わり、後半に突入です。月日が過ぎるのは本当に速いと感じますが、今年は梅雨も観測史上最速で明けてしまいました。梅雨明けの速さだけでなく、猛暑で6月なのに気温40℃超えの地点が出るなど、異例づくめの梅雨でした。これから夏本番ですが、ますます厳しくなると思われる暑さとともに、梅雨が明けたとはいえ、ゲリラ豪雨などの大雨には注意が必要です。今年は大きな自然災害がなければよいのですが…
では、ビナミルク株価の報告です。
1. 7月1日の終値
ビナミルク株価の今週末終値は73,700VNDで、先週末終値から2,200VND上昇しました。これで2週連続上昇です。
週間の動きとしては、月曜日、火曜日と続落し、火曜日の終値は71,000VNDを割り込みました。後述しますが、この2日間VN指数は着々と値を上げていたので、やはりビナミルク株価はダメなのか?と不安がよぎりましたが、水曜日は大きく反発し、終値を72,000VND台に乗せました。木曜日は一時74,000VNDを突破しながら最終的には前日終値から若干値を下げましたが、金曜日は再び反発し、前日終値から1,500VND上昇しました。
先週も今週も週内の高値を維持できないもどかしい展開になりましたが、ともに週初から週末にかけて着実に下値を切り上げて来ています。2週連続上昇くらいで喜ぶのは時期尚早かもしれませんが、今後に期待を抱かせる動きになって来たのではないでしょうか!?
約定日(2020年8月19日)から7月1日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。2020年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
ビナミルク株価、VND評価額の週末終値は3週連続下落の後2週連続上昇となり、3週連続下落前の5月27日終値を上回りました。先週記載した通り5月13日終値と6月17日終値がダブルボトムを形成し、ようやく反転の兆しが見えてきたように思います。まずは来週着実に株価75,000VNDを奪還することを期待したいです。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均の週末終値は25,935.62円でした。先週は厳しい展開になるとの予想に反し上昇したのですが、今週は先週末終値から556.35円下落し、先週の上昇分が吹き飛びました。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは110.29%になりました。週間の動きとしては、先週金曜日にNYダウが800ドルを超える上昇を見せたことを受け、月曜日は先週末終値から380円近く上昇しました。火曜日も続騰し、終値を27,000円台に乗せました。しかし、水曜日以降は下落に転じ、木曜日、金曜日は2日連続して前日比で400円以上値を下げ、週末終値は26,000円を割り込んでしまいました。週後半の下落は、アメリカの5月の個人消費支出(PCE)で消費の伸びが鈍化し、景気の減速懸念が強まったことや、半導体株の成長鈍化懸念が高まったことが要因で、アメリカの経済指標に大きく左右されました。この傾向は来週も続くと思われます。
NYダウの週末終値は31,097.26ドルで、先週末終値から403.42ドル下落しました。先週は1,600ドルを超える上昇となりましたが、その勢いは続きませんでした。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは109.75%になりました。週間の動きとしては、月曜日に先週末終値から62ドル下落して31,500ドルを割り込むと、火曜日は前日比で491ドル下落し、終値は31,000ドルを下回りました。水曜日はわずかに反発して31,000ドル台を回復しましたが、木曜日は再び下落に転じ、終値は30,800ドルを割り込みました。金曜日は一時30,500ドルを割り込みましたが、そこから反発し、結局前日終値から300ドル超上昇して、週末終値を31,000ドル台に戻しました。金曜日の上昇は長期金利の低下によるものです。金曜日は上昇して終わったものの、景気減速を示す経済指標の発表が続いており、来週も厳しい状況が続きそうです。
VN指数の週末終値は1,198.90ポイントで、先週末終値から13.42ポイント上昇しました。4週間ぶりの上昇ですが、1,200ポイント奪還はなりませんでした。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは124.72%になりました。週間の動きとしては、月曜日は先週末終値から17.34ポイント上昇し、1,200ポイント台を回復する幸先の良いスタートを切りました。火曜日も前日終値から15.28ポイント上昇しました。2日連続上昇したことで水曜日は一時前日比で11ポイント近く下がりましたが、引けにかけて上昇し、前日比0.01ポイント安に留まりました。しかし、木曜日は前日終値から20.49ポイント下落し、終値は1,200ポイントを下回りました。金曜日も午前中は値を下げ、一時1,175ポイントを割り込みましたが、引けにかけて上昇し、終値は前日終値を1.3ポイント上回りました。今週は先週とは逆に日経平均、NYダウが下落した中で上昇し、週末終値の年初来最安値更新を免れました。しかし、1,200ポイントを超えると売りに押される展開となり、結局1,200ポイント台を維持できませんでした。今ひとつ力強さに欠けているので、しばらくもみ合いが続きそうです。
ビナミルク株価の2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは67.00%となりました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
7月1日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は44,220,000VND、VND損益は-15,100,000VNDでした。先週末終値からは1,320,000VND増加しました。地合いは好転しつつあると思うので、ここから徐々に損失を減らしていきたいところです。
円換算評価額は255,592円、円換算損益は-17,908円でした。先週末終値からは4,198円増加しました。円換算損失が20,000円を下回りました。
損益率はVNDでは25.5%のマイナス、円換算では6.5%のマイナスとなりました。
3. まとめ
ビナミルク株価の週末終値は73,700VNDで、先週末終値から2,200VND上昇しました。これで2週連続上昇です。先週から着実に下値を切り上げて来ているので、底値圏脱出が近づいているのかもしれません。
日経平均の週末終値は25,935.62円、NYダウの週末終値は31,097.26ドルで、ともに先週末終値から下落し、2週連続上昇とはなりませんでした。アメリカの5月の個人消費支出(PCE)などの弱い経済指標を受け、景気減速懸念が高まっています。この状況は当分解消されそうにないので、今後も下落基調が続くと思われます。
VN指数の週末終値は1,198.90ポイントで、先週末終値から13.42ポイント上昇しました。4週間ぶりの上昇で、週末終値としての年初来安値更新を免れましたが、1,200ポイントを超えると売りに押され、力強さには欠けました。今後ももみ合いが続きそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。