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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(12/17 購入以来最安値更新再び!)

こんにちは、エムケーワイです。

今週私が住んでいる市内の病院で健康診断を受けてきました。昨年は新型コロナの影響でズルズルと先延ばしして結局受診しなかったので2年ぶりの受診になります。

2019年9月に会社を辞めて以降、特に体調が悪くなったりはしていないのですが、家にいる時間が長くなり、運動もしなくなったので、体重がかなり増えてしまいました。一時は会社員時代から10kg近く増えていて、そこから若干減らすことができたのですが、お腹周りについた脂肪を落とすことができないまま健康診断となりました。結果、身長178cmに対し、体重は70kgで想定通りだったのですが、腹囲が90cm近くになっており、ショックを受けました。

筋力も確実に衰えていると思うので、今後はウォーキングなどの気軽にできる運動を週に何回か行うようにして、健康維持に努めたいと思います。今まで何度も決意しては実行に移せていないのですが…

では、ビナミルク株価の報告です。

1. 12月17日の終値

12月17日(金)のビナミルク株価の終値は85,700VNDでした。先週末終値から600VND下落し、2週間前に記録した週末終値としての購入以来最安値を更新してしまいました( ;∀;)

月曜日から水曜日までは先週末終値付近に留まりほとんど値動きがありませんでしたが、木曜日にはなんとか86,600VNDまで上昇しました。今週はVN指数の値動きも少なかったので、このまま大きく変動することなく終えるものと思っていたのですが、金曜日は引けにかけて一気に下落し、前日比900VND安になってしまいました。VN指数がわずかながら上昇する中、前日比で1%を超えて下落し、投資家から見放されている感がひしひしと伝わってきます( ;∀;)

今年は残すところ後2週間となりましたが、このまま大きく反発することなく終わりそうです。

約定日(2020年8月19日)から12月17日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

株価は5月以降一向に上昇しませんが、年末が押し迫ってきてまさにグラフの底辺に貼り付いてしまいました。VN指数が快調に上昇して行く中寂しい限りです。去年の今頃は、一年後にこんな状況になっているとは1mmも思っていませんでした。幸い今週もグラフ縦軸の下限値更新は免れたので、このまま年内を乗り切って欲しいものです。

VND評価額の52,000,000VND割れも3週連続となりました。

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

日経平均の週末終値は先週末終値から107.91円上昇し、28,545.68円となりました。2週連続上昇で、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは121.39%になりました。月曜日は先週末終値から200円以上上昇し、28,600円を突破しましたが、火曜日、水曜日はアメリカの連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、先週末終値付近でのやや膠着した値動きとなりました。木曜日はFOMCが波乱なく終了したことで前日より600円以上上昇し、29,000円台を回復しました。大きなイベントを通過したことでこのまま上昇して行くかと思われましたが、イングランド銀行が利上げを発表すると、金曜日は反落して始まり、日銀が金融政策決定会合の結果を発表すると、下げ幅を拡大し、結局前日比で520.64円も下落しました。前日の上昇がほとんど帳消しですね。各国中央銀行は金融政策の正常化に向けた動きを見せており、国内にはこれといった明るい材料がないので、年末から年初にかけても楽観できない動きになりそうです。

NYダウは先週36,000ドル目前まで上昇しました。今週はFOMCが予定されていたので、その結果を受けどのような展開になるか注目されていましたが、結論から書くと今週末終値は先週末終値から大きく(605.55ドル)下落しました。週間の動きとしては、FOMCを前に月曜日、火曜日と下落して35,500ドル付近まで値を下げました。FOMCでは資産購入を来年3月で終了し、利上げを2022年に3回、2023年に3回、2024年に2回行うという計画が発表されましたが、想定内ということで水曜日は大きく反発し、再び36,000ドルに迫りました。FOMCを無事通過して安心感が広がり、木曜日は36,000ドルを突破して始まりましたが、イングランド銀行が政策金利を引き上げると値を下げ始め、更に欧州中央銀行(ECB)や日銀が量的緩和策の縮小を発表したことにより、金曜日には前日比で532.20ドルも急落しました。結局週末終値は35,365.44ドルと35,400ドルを割り込み、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも124.81%まで下落しました。アメリカは今後クリスマス休暇で市場参加者が減るので、年末に向けてダウ上昇は期待できなさそうです。

VN指数の週末終値は1,479.79ポイントでした。先週末終値からは16.25ポイント上昇し、2週連続上昇となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは153.94%となりました。節目の1,500ポイントを超えた後比較的大きな下落に見舞われましたが、この2週間で徐々に盛り返してきています。週間の動きとしては、月曜日に先週末終値から12ポイント以上上昇して1,476ポイント台に乗せると、その後木曜日までは終値が前日比で±0.1%に満たない小康状態となりました。金曜日は世界のほとんどの株式指数が下落する中、前日比で0.22%ですが上昇し、我が道を行く強さを感じさせました。来週は再び1,500ポイントを突破できるか注目されます。ちなみに新型コロナウイルスの新規感染者数は増え続けており、今週は連日15,000人を超えていました。

ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは77.91%となりました。今週はVN指数が上昇したのに、下がってしまいました。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

12月17日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は51,420,000VND、VND損益は-7,900,000VNDとなりました。先週から360,000VND減少し、再び損失の8,000,000VND突破が迫ってきました。厳しい…

円換算評価額は257,100円、円換算損益は-16,400円で、先週から1,800円減少しました。年内は損失20,000円未満で踏みとどまって欲しい。できることなら10,000円を下回って欲しい…

損益率はVNDでは13.3%のマイナス、円換算では6.0%のマイナスとなりました。残り2週間、これ以上悪化することがないよう願います。

3. まとめ

今週は注目されていたFOMCで量的緩和政策の終了と来年以降の利上げの計画が発表されましたが、想定内の内容であったためその後NYダウと日経平均は大幅に上昇しました。これで不安が解消されたかと思われましたが、FOMCに続いて各国の中央銀行が量的緩和政策の縮小を発表するとNYダウも日経平均も反落し、FOMC後の上昇分をほぼ帳消しにしました。その結果日経平均の週末終値は先週末終値から上昇を確保しましたが、NYダウは600ドル以上下落しました。

今年は日経平均もNYダウも上昇していましたが(特にNYダウ)、先月位から調整に入っています。その状況下で今回のFOMCおよび各国中央銀行の発表があったわけですが、これにより来年以降は金融緩和で株式市場に流れ込んでいたお金が引き上げられてしまうでしょうね。オミクロン株の感染も世界で拡大しており、今後の株式市場は現状より一段と厳しい状況に陥ってしまう可能性があります。

しかし、そんな中でもVN指数は着実に上昇しており、年末までに再び1,500ポイントに挑戦することが期待されます。ビナミルク株価は蚊帳の外ですが…

最後までお読みいただきありがとうございました。