こんにちは、エムケーワイです。
サッカーJ1の残留争いは12/4(土)の最終節までもつれ込みました。残り1枠を清水エスパルス、湘南ベルマーレ、徳島ヴォルティスの3チームが争っていましたが、前節は清水は浦和レッズに勝利、湘南と徳島の直接対決は徳島が勝利しました。その結果清水が勝点39で15位、湘南と徳島が勝点36で並びましたが、得失点差で湘南が16位、徳島が17位となりました。
最終節は清水がホームでセレッソ大阪と、湘南がアウェーでガンバ大阪と、徳島がホームでサンフレッチェ広島と対戦しました。湘南は得失点差で徳島を大きくリードしていましたが、3チーム中唯一のアウェー、一方徳島はホームかつ直近5試合未勝利の広島が相手だったので、湘南が最も降格の可能性が高いのでは?との予想もありました。
果たして結果は清水が2-1で勝利し、湘南は0-0でドローでしたが、徳島が2-4で敗れ、清水、湘南のJ1残留と、徳島のJ2降格が決まりました。徳島はここに来て2連勝で火事場のクソ力を見せていましたが、前節湘南戦後の一部サポーターによる心無い言動が勢いに水を差してしまった感がぬぐえません。残念ですが、サポーターがチームの足を引っ張るような行動はなかなかなくなりませんね。
徳島は昨年J2を制し、2度目のJ1昇格を決めたのですが、前回同様わずか1年でのJ2降格となりました。一方J2 2位で昇格したアビスパ福岡は一桁順位となる8位と大健闘し、2チームの明暗がくっきりと分かれてしまいました。
来年はJ2からジュビロ磐田と京都サンガF.C.がJ1に昇格しますが、どんな戦いを見せてくれるでしょうか!?
では、ビナミルク株価の報告です。
1. 12月3日の終値
12月3日(金)のビナミルク株価の終値は85,800VNDでした。先週末終値からは2,500VND下落し、先週の上昇分を帳消しにするだけでなく、とうとう週末終値としての購入以来最安値を更新してしまいました( ;∀;)
先週は5日とも前日から値を下げることなく堅調な動きを見せたので、年末に向けて流れが変わったかと思わせましたが、今週は先週と全く逆の展開となりました。月曜日に88,000VNDを割り込むと、火曜日から木曜日までは陰線を描きながらも月曜日終値からの下げ幅は100VND程度で踏みとどまっていましたが、金曜日に一気に前日比で1,600VND下落しました。先々週に続く金曜日の大幅下落です。この日はVN指数も前日比で2.6%以上下落したので、仕方ないところではありますが…
先週結構大きく上昇したことで、ひとまず購入以来最安値更新の危機は乗り越えられたと思っていたのですが、遂に恐れていたことが現実になりました。最近の世界の株価指数の情勢を見ると、今後しばらく厳しい状況が続きそうな気がしますが、なんとかこれ以上の下落は避けて欲しいものです。
約定日(2020年8月19日)から12月3日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
上述の通り、株価の今週末終値は7月16日の85,900VNDを下回る85,800VNDとなり、週末終値としての購入以来最安値を更新しました。グラフの縦軸下限値の修正をせずにすんだことがせめてもの救いです。
昨年12月4日の株価は10,9000VNDだったので、この1年間で株価は20%以上下落したことになります。株価90,000VNDすら遠くなり、10,000VNDを超えていた頃がはるか昔のように感じられます。来週は反発してくれるでしょうか?
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均は南アフリカで新型コロナウイルスの新たな変異株(オミクロン株)が発見されたことを受け、先週金曜日に前日比で747円急落し、今週も厳しい展開になることが予想されました。予想は当たり、30日(火)に日本で初のオミクロン株感染者が発見されると、28,700円を超えていた株価が一気に27,800円台まで下落しました。その後は27,000円台後半で推移していましたが、金曜日は前日比で276円の上昇を見せ、週末終値は28,029.57円となんとか28,000円台を回復しました。しかし、先週末終値からは722.05円安となり、この2週間で1,700円以上値を下げてしまいました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも119.19%となり、8週間ぶりに120%を割り込みました。オミクロン株に関しては重症化の可能性は低いとの報告もあり、過剰反応し過ぎではないかと思いますが、新たに感染者が確認された国は着々と増加しています。また、アメリカではテーパリング(金融緩和政策の段階的縮小)の前倒し観測があり、来週も状況が好転する可能性は低いように思われます。
新型コロナウイルスのオミクロン株は、現地時間の1日(水)にアメリカでも初めて感染者が確認され、同日のNYダウは前日比で500ドル近く急落し、34,000ドル割れ寸前となりました。30日(火)も前日比で500ドル以上下落していたので、2日間で約1,000ドルの下落です。木曜日は急反発し34,600ドル台を回復しましたが、金曜日はもみ合いながら前日比で59.71ドル下落し、週末終値は34,580.08ドルとなりました。先週末終値からは319.26ドルの下落で、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは122.04%となりました。これで4週連続での下落となりましたが、昨年10月23日以降では最長です。オミクロン株感染者はその後12の州で確認され、隣国のカナダ、メキシコでも確認されるなど、北米でも急速に拡大しつつあります。また、3日発表の11月の雇用統計では、非農業部門雇用者の増加数が市場予想を大幅に下回った一方で失業率は低下し、雇用情勢は好悪材料が入り混じる内容でしたが、FRB(連邦準備理事会)はテーパリングを前倒しするとの見方が強くなっています。これらは当面相場の重しになりそうです。
VN指数はビナミルク株価と同様今週金曜日に急落に見舞われました。先週は週末終値こそ1,500ポイントを割り込みましたが、木曜日に史上初めて1,500ポイントを突破し、今週再度1,500ポイントを突破することが期待されていました。しかし、火曜日まで3営業日続落となり、その後もなかなか上昇しきれずにいると、金曜日に前日比で38.73ポイント(2.61%)も下落してしまいました。先週末終値からは49.71ポイント下落し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは150.15%となりました。週前半の動きは、一旦1,500ポイントを突破したことで達成感が広がって利益確定売りが出たことや、新型コロナウイルスのオミクロン株に対する警戒が主な要因と考えられますが、金曜日の急落は何が引き金になったのか、現時点ではよくわかっていません。午後になって下げ幅を広げたので、何らかの悪いニュースが発信されたのでしょうか?いずれにしても12月に入り、世界的に株式市場にとって厳しい状況になりつつあるので、さすがのVN指数も年末に向けては芳しくない展開になりそうです。
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは78.00%で、先週辛うじて奪還した80%をあっさり割り込みました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
12月3日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は51,480,000VND、VND損益は-7,840,000VNDで、先週から1,500,000VNDも減少しました。損失が再び7,000,000VNDを超えたどころか、8,000,000VNDが迫ってきてしまいました( ;∀;)
円換算評価額は253,282円、円換算損益は-20,218円で、こちらも先週から13,207円も減少しました。先週は10,000円未満だった損失が一気に20,000円を超えました( ;∀;)
損益率はVNDでは13.2%のマイナス、円換算では7.4%のマイナスとなりました。円換算でのプラス圏もちょっと遠くなってしまいました。
3. まとめ
オミクロン株の出現により、先週金曜日は世界中(ベトナムを除く)の株式市場で株価指数が急落しました。今週も影響が警戒されましたが、日本やアメリカでも感染者が確認されることとなり、今週も各国の株式市場でオミクロン株による嵐が吹き荒れました。その結果、日経平均、NYダウだけでなく、先週は上昇だったビナミルク株価、VY指数の週末終値も先週末終値から大きく下落しました。オミクロン株の詳細が判明すると徐々に落ち着いてくると思われますが、新たな変異株が見つかるたびにこのような状況が繰り返されるのだとすると、新型コロナウイルスの不安が解消されるまでにはまだまだ時間がかかりそうです。通常であれば、クリスマスや新年に向け世の中が明るい雰囲気に包まれる季節だと思うのですが、今年は(今年も?)不安が募る年末になりそうです。一日も早くオミクロン株の詳細が明らかになることが期待されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。