こんにちは、エムケーワイです。
現在プロ野球のセ・パ交流戦が行われていますが、オリックスが2010年以来11年ぶり2度目の優勝を決めました。開幕カードとなるDeNA3連戦は壮絶な打撃戦となり紙一重で?負け越してしまいましたが、その後は5カード連続で勝ち越し、5連勝で優勝を決めました。優勝の要因は打撃陣が好調であったこともありますが、何といっても強力な投手陣でしょう。特に先発投手陣は山本由伸、山岡、宮城と相手を完璧に抑え込むことができる若い投手が複数いて、期待通りのピッチングを見せました。
で、このオリックス優勝を交流戦開幕前に予想していたということで、藤川球児氏が注目されています。私もたまたまそのTouTube動画を観ていたのですが、説得力はあるものの優勝までは言い過ぎじゃないの?と思っていたので、藤川氏の理論に裏付けられた洞察力の深さに感服してしまいました!
藤川氏が現時点でペナントレースの優勝チームをどのように予想するのか聞いてみたいところです。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 6月11日の終値
6月11日(金)のビナミルク株価の終値は92,000VNDで、先週末終値から2,500VND上昇しました。今回も2週連続下落とはならず、90,000VNDも回復しました。
細かく見ていくと、水曜日までは90,000VNDを挟む攻防が続きましたが、木曜日は92,200VNDまでジャンプアップしました。VN指数に利益確定売りが出ている中での上昇だったので、ようやく反発開始のきっかけになるかと期待したのですが、残念ながら金曜日は200VNDではありますが下落してしまいました。なかなか風向きが変わりません…
約定日(2020年8月19日)から6月11日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
今週もジグザグ継続です。そして、5月7日を底にじわじわ上昇して行く感じも継続中です。このまままずは評価額58,000,000VND奪回を目指して欲しいところです。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
今週の日経平均は月曜日に一時29,241円まで上昇したものの、その後水曜日まで値を下げて行き、29,000円を割り込みました。木曜日は反発し、金曜日の始値は再び29,000円を超えましたが、最終的には29,000円を維持することができませんでした。それでも週末終値は先週末終値を7円程上回り、28,948.73円となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは123.10%です。先週のトヨタ自動車と入れ替わり、今週はアルツハイマー型認知症薬が米食品医薬品局(FDA)に承認されたエーザイが急騰し、上場来高値を更新したようですが、日経平均はエネルギー不足で膠着状態が続いています。
今週のNYダウは月曜日から金曜日まで全て陰線となり、じわじわと値を下げていきました。実は木曜日と金曜日は前日比では上昇しているのですが、両日とも終値が始値を下回りました。過去最高値圏にあったことや、連邦公開市場委員会(FOMC)を来週に控えていることから、積極的な買いが入りにくい状況だったようです。週末終値は先週末終値から276ドル安の34,479.60ドルで、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは121.68%となりました。来週はFOMCで量的金融緩和の縮小について言及があるかどうかに注目です。
先週まで週末終値としては5週連続で上昇し、節目の1,300を超えても勢いに衰えが見られなかったVN指数ですが、さすがに今週は月曜日と火曜日に大きく下落し、1,350を割り込んでしまいました。しかし、その後水曜日、木曜日と狭いレンジでの動きとなった後は、金曜日に反発して1,350を回復しました。週末終値は先週末終値から22ポイント下落の1,351.74で、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは140.62%となりました。今週は大量の利益確定売りが出たようですが、金曜日に盛り返したことで来週以降再び上昇して行くのか?それともしばらく調整が続くのか?その動きに注目したいと思います。
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは83.64%になり、VN指数のパフォーマンスとの差をわずかに縮めることができました^_^;
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
6月11日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は55,200,000VND、VND損益は-4,120,000VNDで、先週から1,500,000VND上昇しました。
円換算評価額は266,616円、円換算損益は-6,884円でした。先週からは6,171円の増加です。最近円安が続いているので、VNDでのマイナス幅に対して円換算のマイナス幅がかなり小さくなっています。一進一退の状況が続いていますが、せめて円換算損益だけでも早いところプラス圏に再浮上して欲しいものです。
損益率はVNDでは6.9%のマイナス、円換算では2.5%のマイナスとなりました。
3. まとめ
今週のビナミルク株価の終値は92,000VNDで、先週末終値から2,500VND上昇しました。今回も2週連続下落とはならず、一進一退の状況を繰り返しながら、5月7日を底にじわじわ上昇しているので、今後の動きに期待したいと思います。
日経平均は今週も29,000円を挟む攻防が続きました。週末終値は先週末終値からわずかに上昇しましたが、29,000円を奪回することはできず、30,000円の大台を目指すにはエネルギー不足の状態が続いています。
先週過去最高値に迫ったNYダウでしたが、今週はじわじわと値を下げました。来週連邦公開市場委員会(FOMC)を控えており、様子見となったようです。アメリカの景気は回復しつつあるので、FOMCで量的金融緩和の縮小についての言及があると、来週は大きく下落してしまうかもしれません。
VN指数の週末終値は先週まで5週連続で上昇していましたが、今週は大量の利益確定売りがでて下落しました。それでも金曜日は反発して1,350を回復したので、今後もある程度の調整が入ることは予想されますが、まだまだ上昇の勢いが陰ったわけではないように思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。