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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(4/2 久々の株価上昇で損益もプラスに)

こんにちは、エムケーワイです。

昔から言われている通り、あっという間に1月は行き、2月は逃げ、3月は去って4月に突入しました。先週満開だった我が家の近所のソメイヨシノは早くも散り始め、葉っぱが目立つようになりました。

新年度が始まり、各地で入学式、入社式が行われていると思いますが、新型コロナウイルスの第4波も広がりつつあります。特に大阪は新規感染者数が東京を上回るようになり、宮城、兵庫と共に「蔓延防止等特別措置」が適用されることになりました。それ以外でも人口10万人当たり新規感染者数が沖縄でステージ4(25人以上)、山形、東京、奈良、愛媛でステージ3(15人以上)となっています。また、新規感染者数の前週比はほとんどの都道府県で1を上回っており、全国的に増加傾向であることが分かります。

緊急事態宣言は解除されましたが、それは感染が抑制できたわけではなく、これ以上継続しても効果が期待できないと判断された側面が大きいことを理解し、一人一人が感染防止対策を引き続き実施していくことが重要であると考えます。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 4月2日の終値

4月2日(金)のビナミルク株価の終値は102,700VNDでした。週末終値としては8週間ぶりに前週を上回るとともに、100,000VNDを回復しました。3月26日(金)終値からの上昇幅は5,300VNDに達し、ここ2週間の下落分を取り戻しました!

先週の5日連続下落でさすがに底を打ったのか、今週は月曜日、火曜日と上昇して始まり、水曜日は反落したものの、木曜日、金曜日と大きく値を上げる展開となりました。来週もこの勢いが続くといいのですが…

約定日(2020年8月19日)から4月2日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

久しぶりにグラフがV字を描きました。先週あっさり100,000VNDを割り込み、このままずるずる下がり続けるのではないかと不安でしたが、とりあえず一息つけました^_^;

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

先週、昨年10月23日終値比で90%を割り込んでしまったビナミルク株価は今週93.36%まで回復しました。2週連続でグラフの縦軸の下限を修正することにならずホッとしました。パフォーマンス的に日経平均、NYダウ、VN指数から大きく引き離されているので、ここから挽回して欲しいものです。

日経平均は月曜日に上昇した後水曜日には先週末終値近くまで値を下げましたが、週後半には再び上昇に転じました。特に金曜日は一時29,900円に迫る場面があり、結局前日比465円高の29,854.00円で取引を終えました。昨年10月23日終値比では126.95%となりました。このまま再び30,000円を目指す展開となるか来週の動きに注目です。

NY市場は金曜日が休場(グッドフライデーの祝日だそうです)であったため、今週は4日間の取引でした。先週は過去最高値を更新しましたが、今週も月曜日に一時33,259ドルまで上昇しました。しかし、その後は膠着状態が続き、木曜日には171ドル以上上昇したものの、先週末終値比では80ドル程の上昇にとどまりました。それでも週末終値としては2週連続で最高値を更新です。

VN指数は今週5日連続で上昇し、遂に週末終値として初めて1,200を突破しました。昨年10月23日終値比では127%を超え、日経平均のパフォーマンスを逆転しました。外国人投資家の動向も木曜日には売り越しから買い越しに転じたようです。節目となる1,200を突破したことで、ここから再び力強い上昇を見せるのでしょうか?

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

4月2日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は61,620,000VNDで、先週末終値から3,180,000VND上昇し、60,000,000VNDを回復しました。VND損益も2,300,000VNDとなり、1週でマイナス圏から脱出できました。

円換算評価額は298,857円、円換算損益は25,357円で、円安が進んだこともあり、先週末終値から一気に26,000円近く上昇しました。そのおかげで円換算評価額300,000円に再び手が届くところまでやってきました。まだ楽観はできませんが…

損益率はVNDでは3.9%のプラス、円換算では9.3%のプラスとなりました。幸いにも共に1週でプラス圏に復帰できました。再びマイナスになることがないよう願っています。

3. まとめ

4月2日のビナミルク株価の終値は102,700VNDで、3月26日終値から5,300VND上昇しました。先週は全日下落という最悪の状況で100,000VNDを割り込んでしまいましたが、そのままズルズル行くことなく100,000VNDを回復しました。これが反発のきっかけになってくれるといいのですが…

VN指数は先週の私の予想に反し遂に1,200を突破しました。このところ売り越しが続いていた外国人投資家の動向が買い越しに転じたということで、来週以降再び右肩上がりに上昇し始め、それにつられてビナミルク株価も上昇して行かないかなぁ…などと妄想しております^_^;

日経平均は3月29日(月)の権利付最終売買日を通過、優待・配当目的の投資家による売りを乗り越え、先週末終値から780円近く上昇しました。来週は29,900円、そして30,000円に再挑戦ですが、新型コロナウイルスの第4波の広がりが気掛かりです。

NYダウは今週も過去最高値を更新し、底堅い状況が続いています。

最後までお読みいただきありがとうございました。