こんにちは、エムケーワイです。
今日は2021年3月13日(土)ですが、19:00頃からビットコインの価格が急上昇し1ビットコインが650万円を超えました。対米ドルでも60,000ドルを超えたようです。先月600万円を超えてから調整に入り、一時は400万円台まで下落していたのですが、再び上昇し始めて高値を更新しました。昨日3月12日は昨年金融市場が大幅下落した「コロナショック」からちょうど1年で、ビットコイン価格はそこから1200%以上も上昇したそうです。大きな含み益を得た人がいるかと思いますが、現在の日本では仮想通貨で得た利益は雑所得になり、総合課税で税率が高くなる可能性があるので処分する際は注意が必要です!
3月12日は仮想通貨NEMの新チェーンであるSymbolのローンチに伴うスナップショット実施日でもありました。スナップショット時点のNEM(XEM)保有者には、その保有量に対し1:1の比率で新通貨Symbol(XYM)が配布されるため、スナップショット直前までNEM(XEM)の価格が上昇すると思われましたが、80円まで上昇した後下落し始め、スナップショット時点では60円台になっていたようです。スナップショット後は40円前後まで下落しています。実際にはSymbol(XYM)はいつ配布されるのでしょう? そして、NEM(XEM)とともにどのような価格変動を見せるでしょうか?
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 3月12日の終値
3月12日(金)のビナミルク株価の終値は102,200VNDで、3月5日(金)の終値103,000VNDから800VND下落しました。
今週前半もここのところの悪い流れを引きずって月曜日、火曜日と連続して下落し、水曜日には一時100,000VNDの大台を割り込んでしまいました。そこからは流石に?反発したものの金曜日には息切れし、結局先週末終値比では下落となりました。なかなか流れが変わりません…
約定日(2020年8月19日)から3月12日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
上述の通り今週も株価下落の流れは止まりませんでした。前週末終値比では5週連続下落(内1週は前週と変わらず)となり、遂に週末終値としての年初来安値を更新してしまいました( ;∀;)
昨年9月の無償割り当て後株価は110,000VND前後を行ったり来たりしていましたが、今回の5週連続の下落で110,000VNDを完全に割り込み、100,000VNDが下値抵抗線として機能するかが焦点になってきました。もし100,000VNDを割り込むと、更に下げ足を強めることになるかもしれません…
それでもVND評価額は購入時(昨年8月19日)を上回っているので、ここは何としても死守して欲しいところです。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
先週荒い値動きを見せたNYダウは5日(金)に570ドル以上上昇しましたが、今週はその勢いのまま連日上昇し、結局6日続伸、3日連続過去最高値更新となりました。アメリカ政府の追加経済対策の成立や新型コロナウイルスのワクチン普及による景気回復期待が背景にあるようです。ただ、再び上昇しつつある長期金利には注意が必要です。
日経平均は5日(金)のNYダウ大幅上昇の勢いを引き継ぐと思われましたが、月曜日は意外や下落してしまいました。しかし、その後は4日連続で上昇し、特に金曜日は506円も上昇しました。ただ、週間で見るとNYダウ程の勢いはなく、12日(金)の終値は29,717.83円で30,000円奪還とはなりませんでした。
VN指数は週初に下落したもののその後盛り返し、最終的には先週末終値を13ポイント弱上回りました。良くも悪くもNYダウや日経平均には連動しませんが、1月末の急落からは確実に回復しています。この後再び昨年後半のような右肩上がりの上昇を見せてくれるかどうか注目したいと思います。
というわけで、NYダウ、日経平均、VN指数が先週末終値から上昇した中ビナミルク株価だけが唯一下落となりました。昨年の10月23日終値比はじりじりと下がり、相変わらず上昇に転じる気配がありません。グラフの縦軸の下限を変更する日が来ないことを願います^_^;
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
3月12日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は61,320,000VND、VND損益は2,000,000VNDとなりました。先週から480,000VNDの下落です。VND損益が切りのいい数字になりましたが、過去の記事を振り返ると、2,000,000VNDというのは昨年8月28日以来の少なさです( ;∀;)
円換算評価額は285,138円、円換算損益は11,638円でこちらも先週から下落したのですが、円安になったので下落幅は380円程でした。おかげで円換算損益も10,000円を何とかキープしています。
最後に損益率ですが、VNDでは3.4%のプラス、円換算では4.3%のプラスとなりました。まだまだプラス圏内ではありますが、どちらもプラス5%を切った状態が継続しており、数字的には寂しい限りです。
3. まとめ
3月12日のビナミルク株価の終値は102,200VNDで、先週から800VND下落しました。相変わらず下落基調が続いており、一時100,000VNDを切ったのですが、何とか100,000VNDを回復しました。VN指数は1月末の急落からほぼ値を戻したので、ビナミルク株価もそろそろ反発して欲しいのですが…
先週の日経平均とNYダウは共に値動きが激しかったのですが、今週はどちらも連日の上昇となりました。景気回復期待が大きくなり、NYダウは3日連続で過去最高値を更新しており、日経平均も再び30,000円にトライしそうな展開です。来週もこの勢いが継続するとともに、VN指数やビナミルク株価にも波及することを期待したいです。
最後までお読みいただきありがとうございました。