こんにちは、エムケーワイです。
この記事を書いている間に東北から関東の広い範囲で大きな地震が発生したというニュースが飛び込んできました。福島、宮城では震度6強を観測したということです。幸い津波の心配はないそうですが、大きな被害が出ないことを祈ります。
今年は東日本大震災から10年ですが、復興はまだ道半ばのところも多いと思います。そんな節目の年に、プロ野球の田中将大投手が東北楽天に復帰し、被災者を勇気づける明るい話題が提供されたところだったのに、神様はどこまで東北の人たちに試練を与えるのだろうと思わずにいられません。夜遅い時間ですが、まだ余震が続く可能性があるので、くれぐれもご注意いただきたいと思います。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 2月9日の終値
今週ベトナムはテト(ベトナムの旧正月)で株式市場は10日(水)~12日(金)の3日間休場でした。したがって、9日(火)の終値が週末終値になります。
2月9日のビナミルク株価の終値は108,000VNDでした。2月5日の終値が109,600VNDだったので、1,600VNDの下落となりました。
2週連続の大幅下落から先週は大きく反発したのですが、残念ながらその勢いは続かず、壁の110,000VND目前で跳ね返されてしまいました。
約定日(2020年8月19日)から2月12日(便宜上金曜日の日付でグラフ化しています)までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
株価が110,000VND目前で跳ね返されたので、VND評価額も66,000,000VND目前で跳ね返されました。昨年10月以降なかなか2週連続で上昇しません。今週は2日間だけの取引でしたが、月曜日に下落した後、火曜日は反発して終わっているので、来週の動きに期待したいと思います。ここから下げるとちょっと厳しい…
ビナミルク株価と日経平均、NYダウ、VN指数との相関のグラフは下図のようになりました。
今週はビナミルク株価とVN指数は下落しましたが、日経平均とNYダウは上昇しました。
日経平均は30年ぶりの30,000円を目指し、堅調に推移しています。NYダウは史上最高値を更新しました。ここに来て新型コロナウイルスの新規感染者数が減少しつつあり、ワクチンに対する期待と相まってコロナ後を見越した相場になって来ているのでしょうか? 日経平均は上昇スピードが速すぎる気がしないでもありませんが、このまま一気に30,000円を奪還するのか注目されます。
VN指数はテト休暇を前に下落して終わりました。2021年になってからの上昇分は、ここ数週間の下落で吹き飛んでしまいましたが、改めて新年を迎えたことにより、風向きが変わることを期待します。
ビナミルク株価は、相変わらず唯一昨年10月23日終値に対するパフォーマンスが100%を割り込んでいます。どうも昨年10月~12月の業績があまり良くなかったようで、当面はこの状況が続くかもしれません…
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
2月9日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は64,800,000VND、VND損益は5,480,000VNDとなりました。先週から約1,000,000VNDの下落です。最近もっと激しい上下動を経験していたので、1,000,000VND位の下落ではそれほど驚かなくなりました。VND損益6,000,000VNDは確保したいところですが、なかなか思うようにいきません。
円換算評価額は300,672円となり、なんとか300,000円以上をキープしました。円換算損益は27,172円で、残念ながら30,000円を割り込みました。こちらも30,000円の確保は難しいです。
損益率はVNDでは9.2%のプラス、円換算では9.9%のプラスとなりました。今週も円安のおかげで、円換算損益率がVND損益率を上回っています。
株価が上がらないので、損益も足踏みが続いていますが、気長に風向きが変わるのを待ちたいと思います。
3. まとめ
2月9日のビナミルク株価の終値は108,000VNDとなり、2月5日終値から1,600VND下落しました。今週も110,000VNDが壁として立ちはだかりました。依然10月23日終値を超えることができません。
VND評価額、VND損益は先週から約1,000,000VND下落、円換算評価額、円換算損益は4,000円弱下落しました。円換算損益は先週30,000円を回復しましたが、キープすることができませんでした。
今週ベトナムはテトで、株式市場は週初の2日間しか開いていませんでした。VN指数はトータルでは下落しましたが、火曜日は2.9%上昇して終えました。日本やアメリカの株式市場が堅調なので、テト休暇が明け、ベトナム市場も堅調に推移することを期待したいです。ついでにビナミルクの株価も…^_^;
最後までお読みいただきありがとうございました。