こんにちは、エムケーワイです。
早いもので9月に突入しました。今年も残すところ後4ヶ月弱です。先日まではほぼ1日中カンカン照りでひたすら暑かったのですが、ここ数日は1日の内どこかで激しい雨が降るようになりました。暑さもまだまだ続くと思いますが、豪雨や台風にも注意しましょう!新型コロナ対策も忘れずに!
さて、今回はWordPressが5.5.1に更新された結果、私が管理しているあるサイトで新規投稿の際エラーが発生したというお話です。
1. エラーの状況
9月2日に私が管理しているサイトがWordPress 5.5.1に自動更新されたとの連絡メールを受け取りました。
あるサイトのイベントの告知を依頼されていたので、早速新規投稿作業に取り掛かったのですが、ブロックエディタで段落にテキストを入力すると、「このブロックでエラーが発生したためプレビューできません」とのメッセージが表示されました。
画像をアップロードして貼り付けても同じメッセージが表示されます。
これまでこんなことはなかったのに…
間違いなくWordPressが更新されたことで発生するようになったのだと思うのですが、どうしたものか…
2. 対策検討
2-1. クラシックエディターを使ってみる
とりあえずイベント告知のページを急いで作る必要があったので、試しにクラシックエディタを使ってみることにしてみました。
すると、テキストは入力できました。エラーも発生しません。しかし、画像を貼り付けられない( ;∀;)
クラシックエディタだけではちょっと厳しい…
2-2. テーマの更新が必要?
当該サイトはテーマとしてLuxeritasを使用しているので、Luxeritasのサイトに何か情報がないか調べてみました。
すると、2020年8月13日付のLuxeritas 3.10.0(最新版は3.10.1です)のリリース情報として、WordPress 5.5での大幅なブロックエディタ変更に対する対応を行った旨が記載されていました。ブロック単位でエラーが発生するので、テーマをアップデートしてください、とのこと。
「ブロック単位でのエラー」とは、まさに私が今体験している症状では!?
Luxeritasを最新版に更新すると解決すると思われますが、Luxeritasは親テーマと共に子テーマの更新も必要です。私は子テーマをちょろちょろ修正して使っているので、下手したら更新に手間取ってしまう可能性が無きにしも非ず…
イベント告知のページ作成が最優先なので、テーマの更新なしで何か手がないか調べてみることにしました。
Luxeritasでは、例えば段落を作成する際、WordPressのエディタ機能に様々な機能が追加されます。この追加機能がWordPressの更新内容とバッティングしている可能性があり、追加機能をOFFにできればエラーが出なくなるかも、と考えたからです。
2-3. Luxeritas固有機能の無効化
WordPressのダッシュボードで、「Luxeritas」-「管理機能」と進み、Luxeritas管理機能画面で「ブロックエディタ設定」タブを選択すると、「Luxeritas固有機能」のところに「Luxeritasに関連するブロック機能を無効化する」というチェックボックスがありました。
とりあえずここにチェックを入れてみます。
変更を保存して投稿ページに戻ると、、、エラーが発生しなくなりました。おおっ、いけたやん!!めでたし、めでたし( ´艸`)
3. まとめ
WordPress 5.5.1への更新に伴い、Luxeritasを使用しているサイトで「このブロックでエラーが発生したためプレビューできません」というメッセージが表示されるようになりました。
Luxeritasのサイトで調べると、既に対策がなされており、テーマのアップデートが必要ということでした。しかし、今回は急ぎの用件があったので、テーマをアップデートせず、ブロックエディタのLuxeritas固有機能の無効化で対応しました。
ブロックエディタのLuxeritas固有機能を無効化できる確証はなかったのですが、探してみると幸運にも案外早く見つけることができました。感というか思いつきでやってみたのですが、これも今までいろいろやってきたから思いつけたのかなとも思います。
同じような症状で困っている方のお役に立てれば幸いです。
今回はやりませんでしたが、いずれLuxeritasのアップデートもやってみて、ここで報告できれば、と考えています。
最後までお読みいただきありがとうございました。