こんにちは、エムケーワイです。
8月が始まりました。2日(火)は私の誕生日でめでたく?58歳になりました^_^; 60歳がどんどん近づいていると思うと複雑な気分です。
その2日から3日にかけてアメリカのナンシー・ペロシ下院議長が台湾を訪問しました。これに対抗する形で中国は4日に台湾を取り囲む海域で大規模な軍事演習を開始しました。また、同日予定されていた日中外相会談が中国側の直前の申し入れで中止になり、中国と日米台間の緊張が一気に高まりました。
力による現状変更が、それを実行した国にとって大きな損失を招くことを知らしめるためにも、ロシアのウクライナ侵攻を一日も速くウクライナの勝利という形で終わらせる必要があると考えます。
では、ビナミルク株価の報告です。
1. 8月5日の終値
ビナミルク株価の週末終値は72,600VNDでした。先週末終値から200VND下落し、残念ながら3週連続上昇とはなりませんでした。
週間の動きとしては、月曜日の終値は先週末終値から800VND上昇の73,500VNDとなり、幸先の良いスタートを切りました。火曜日も午前中に一時74,000VNDを超えましたが、その後下落に転じ、終値は前日終値から100VND下落しました。水曜日は下落して始まりましたが、終値は前日と変わらずまで盛り返しました。しかし、木曜日終値が前日比100VND安になると、金曜日はズルズルと値を下げて73,000VNDを割り込み、同日の安値で取引を終えました。
今週はVN指数が堅調な動きを見せ、先週末終値から約3.8%上昇したのですが、ビナミルク株価はその流れに乗ることができませんでした。先週まで2週連続上昇していたものの、実質ほぼ横ばいだったので、今週もその範疇と考えると、しばらくもみ合いが続くのかもしれません。
約定日(2020年8月19日)から8月5日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。2020年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
ビナミルク株価は今週木曜日まで73,000VND台に乗せていましたが、金曜日に73,000VNDを割り込み、今週も週末終値として73,000VNDを奪還することができませんでした。グラフを見ると、底値圏は脱しましたが、7月以降は値動きが小さくもみ合いの展開に入ったようです。VN指数に勢いがつきつつあるので、ビナミルク株価もこのもみ合いを上に突き抜けて欲しいものですが、果たしてどうなるでしょうか!?
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均の週末終値は28,175.87円で、先週末終値から374.23円上昇しました。先々週まで3週連続で上昇した後、先週は調整が入って4週間ぶりに下落しましたが、今週は再び上昇に転じました。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは119.81%になりました。週間の動きとしては、月曜日は先週末終値から191円上昇し、終値は28,000円に迫りました。火曜日はアメリカのペロシ下院議長が台湾を訪問するとの報道を受け、円高が進んだことで、前日終値から400円近く下落してしまいましたが、水曜日に反発すると、その後も着実に値を上げていき、金曜日には28,000円を突破しました。来週はアメリカ時間の今週金曜日に発表された雇用統計の結果や、月曜日に発表される東京エレクトロンの決算に影響される展開になることが予想されます。28,000円台を固めることができるでしょうか?
NYダウの週末終値は32,803.47ドルで、先週末終値から41.66ドル下落しました。先週まで久々の2週連続上昇を記録しましたが、残念ながら3週連続上昇とはなりませんでした。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは115.77%になりました。週間の動きとしては、火曜日に前日終値比で400ドル超下落した後、水曜日に前日の下落分以上反騰した以外は、値動きの小さい展開になりました。週末終値は先週末終値からわずかに下落しましたが、32,800ドル台は何とか維持しました。金曜日に発表された7月の雇用統計では、非農業部門の雇用者数の増加幅、失業率とも労働市場の改善を示す内容となりました。これにより長期金利が上昇し、ハイテク株が売られてダウが一時下落する場面もありましたが、その後上昇に転じて結局前日比でも上昇して終わりました。雇用統計を無事通過し、今月は連邦公開市場委員会(FOMC)もないので、今後下値を切り上げる展開になるでしょうか?
VN指数の週末終値は1,252.74ポイントで、先週末終値から46.41ポイント上昇しました。これで4週連続上昇で、大分息を吹き返してきたように思われます。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは130.32%になりました。週間の動きとしては、月曜日終値は先週末終値比25ポイント高と大きく上昇して始まりました。その後も月曜日ほどの勢いはありませんでしたが、着実に値を上げていき、木曜日の終値は1,250ポイントを超えました。金曜日はさすがに一服しましたが、終値は1,250ポイント台を維持しました。先週、週末終値として6週間ぶりに1,200ポイント台を回復しましたが、今週は1,200ポイント台を固める動きとなりました。4週連続上昇となったので、来週前半は利益確定売りが出るかもしれませんが、1,300ポイントを目指す展開になることを期待したいです。
ビナミルク株価の2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは66.00%となりました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
8月5日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は43,560,000VND、VND損益は-15,760,000VNDでした。先週末終値からは120,000VND減少しました。それ程大きな減少額ではありませんが、VN指数が比較的大きく上昇したので、少し残念な展開でした。
円換算評価額は244,372円、円換算損益は-29,128円でした。今週も超円安の解消が進み、先週末終値から4,167円減少して、円換算損失が30,000円に迫ってきました。
損益率はVNDでは26.6%のマイナス、円換算では10.1%のマイナスとなりました。
3. まとめ
ビナミルク株価の週末終値は72,600VNDで、先週末終値から200VND下落しました。木曜日まで73,000VNDを超えていましたが、金曜日は持ちこたえることができず、3週間ぶりの下落となりました。
日経平均の週末終値は28,175.87円で、先週末終値から374.23円上昇しました。火曜日に前日比で下落した以外は堅調な展開となり、週末終値が久々に28,000円を突破しました。
NYダウの週末終値は32,803.47ドルで、先週末終値から41.66ドル下落しました。7月の雇用統計の結果で大きく下落することがなかったので、今後下値を切り上げる展開になることを期待したいところです。
VN指数の週末終値は1,252.74ポイントで、先週末終値から46.41ポイント上昇しました。これで4週連続上昇となり、1,200ポイント台を固める展開になったので、大分息を吹き返してきたように思われます。
最後までお読みいただきありがとうございました。