こんにちは、エムケーワイです。
いよいよ東京オリンピック開幕が迫って来ましたが、ここに来てさらに逆風が強くなっていると感じます。新型コロナウイルスの新規感染者数の増加と、東京都への4度目の緊急事態宣言発出はもちろんですが、来日していたウガンダ代表選手が行方不明になってしまいました。政府や組織委員会の秘策?バブル方式で厳格な管理体制が敷かれるはずが、早くも大きな穴があいていることを露呈してしまいました。このような状況で、菅首相が念仏のように唱え続けている「安心安全」な大会が開催できるのでしょうか!?
更に、小山田圭吾氏の件は致命的な問題になりうると考えます。雑誌の記事が事実だとすると、彼が行った行為はいじめの範疇を超えており、暴行・虐待だと思います。しかもインタビューでそれを武勇伝のように語っており(掲載する方も掲載する方ですが…)、ツイッターで謝罪しても許されることではありません。そのような人物がよりによってオリンピック、パラリンピックの楽曲制作に参加すること、そして、そのような人物を起用し、今回の件が発覚しても「本人は反省している」と留任させた組織委員会、ありえません!!女性蔑視で辞任したおふた方よりはるかに重大な人権問題だと思います。
この問題は海外でも大きく取り上げられているようで、このままでは日本はますます人権問題に対する意識が低いとみなされるでしょう。一日も早く小山田氏は辞任あるいは解任されるべきだと考えます。一旦留任させたのに、世間の声に押されて辞任(解任)となるとそれはそれで情けないのではありますが…
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 7月16日の終値
7月16日(金)のビナミルク株価の終値は85,900VNDでした。5月7日以降週末終値は上昇と下落を交互に繰り返していましたが、先週の大幅下落に続き、今週も先週末終値から1,100VND下落し、2週連続下落になってしまいました。そして、遂に購入以来最安値も更新です( ;∀;)
今週もVN指数が大きく下落し、その流れに逆らえず値を下げた感じで、月曜日に一時85,000VNDを割り込むと、火曜日には終値でも85,000VNDを割り込みました。水曜日以降はじわじわと値を戻しましたが、週末終値は購入以来初めて86,000VNDを割り込みました。これ以上は下がらないでと祈るしかありません^_^;
約定日(2020年8月19日)から7月16日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
ジグザグ継続は2週連続下落という良くない方向で途切れました。上述の通り購入以来最安値を更新し、無償割り当て直後の昨年10月2日終値からの下落率も20%を超えてしまいました。普通なら損切りしたい状況ですが、意地で長期保有を続けたいと思います。幸いグラフ縦軸の下限値の更新は免れたので、来週も更新しなくて済むことを願います^_^;
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均は先週末大きく下落した反動か、月曜日は一気に先週末終値比629円高の28,569円まで上昇しました。更に火曜日は28,718円まで上昇しましたが、水曜日から値を下げ始めると、木曜日、金曜日は前日終値からそれぞれ329円、276円下落しました。しかし、週末終値は辛うじて28,000円をキープし、先週末終値から62.66円上昇の28,003.08円となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは119.08%です。週末終値は3週間ぶりの上昇となりましたが、今週後半は3日続落の展開となり、東京オリンピック開幕を目前にしての新型コロナウイルス新規感染者数の増加と、東京都に対する4度目の緊急事態宣言発出、それによる菅内閣支持率の低下が外国人投資家の手控えを招いているようです。来週はオリンピック開幕で木曜日と金曜日が休日となるため、活発な売買は行われないかもしれません。
先週まで週末終値が3週連続で上昇し、過去最高値を更新していたNYダウは、今週も月曜日は35,000ドル付近まで上昇し、幸先の良いスタートを切りました。その後は木曜日まで35,000ドルに挑戦しながらもなかなか突破できない状況が続きました。そして金曜日、始値は35,000ドルを超えましたが、そこから上昇して行くことができず、徐々に値を下げてしまいました。終値は前日終値比299.17ドル安の34,687.85ドル、先週末終値からは182.31ドル安と4週間ぶりの下落となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは122.42%です。高値警戒感と共に新型コロナウイルスのデルタ株への感染が世界的に広がっていることから景気減速懸念が再燃し始めたようです。1日当たりの世界の新規感染者数が50万人を超え、各国で再び行動制限が採られるようになり、予断を許さない状況が続きそうです。
VN指数の先週の急落は、それまでの右肩上がりの上昇から来る一時的な調整かと思っていましたが、今週も大きく下落してしまいました。その原因は新型コロナウイルスの新規感染者数の増加と、それにより経済活動の制限措置が採られたことのようです。新規感染者数は日曜日(11日)に2,000人を超えると、木曜日には4,000人を突破し、その後も増え続けています。VN指数は月曜日に1,300を割り込むと、水曜日の終値は1,280を下回りました。その後木曜日、金曜日と連騰しましたが、週末終値は1,300に届きませんでした(1,299.31)。先週末終値からは47.83ポイント下落し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは135.17%となりました。2週間で120ポイント以上下落したことから来週以降押し目買いが入る可能性がありますが、新規感染者数が5,000人を超え、経済活動の制限措置の範囲拡大や期間延長が行われるようなことがあると、更なる調整があるかもしれません。
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは78.09%と過去最低を更新しました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
7月16日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は51,540,000VND、VND損益は-7,780,000VNDで、先週から660,000VND下落しました。
円換算評価額は248,938円、円換算損益は-24,562円で、先週から3,188円減少しました。
損益率はVNDでは13.1%のマイナス、円換算では9.0%のマイナスとなりました。
損失が大きくなると気が滅入りますが、ここが我慢のしどころだと感じています。VN指数の調整がどこまで続くか分かりませんが、再び上昇に転じると今度はビナミルク株価も追従してくれるのではないかと淡い期待を抱いて…
3. まとめ
今週のビナミルク株価の終値は85,900VNDで、先週末終値から1,100VND下落しました。2週連続下落となり、遂に購入以来最安値を更新してしまいました。そろそろ底を打って欲しい…
今週の日経平均は週前半は大きく値を上げましたが、週後半は3日続落となりました。週末終値は先週末終値から62.66円上昇の28,003.08円で、辛うじて28,000円をキープしました。週末終値としては3週間ぶりの上昇ですが、新型コロナウイルスの新規感染者数は増加を続けており、不安材料となっています。
NYダウは月曜日に35,000ドル付近まで上昇しましたが、新型コロナウイルスのデルタ株への感染が世界的に広がっていることによる景気減速懸念から金曜日に大きく下落し、週末終値は先週末終値から182ドル安の34,687.85ドルとなりました。こちらは4週間ぶりの下落です。
VN指数は先週に続き今週も急落しました。終値は1,300を割り込む1,299.31で、2週間で120ポイント以上下落してしまいました。ベトナムでも新型コロナウイルスの新規感染者数が急増しており、経済活動の制限措置が採られることになりました。
世界中で新型コロナウイルスのデルタ株感染が広がっており、再び経済活動に影を落とすようになってきました。ワクチン接種が進んでいる国でも行動制限が再開されており、ちょっと心配です。
最後までお読みいただきありがとうございました。