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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(9/9 円安が進み、円換算損益がプラスになりました!)

こんにちは、エムケーワイです。

イギリスのエリザベス女王が8日(木)に亡くなられました。96歳でした。6日(火)には保守党の党首に選出されたトラス氏を新首相に任命したばかりだったので、歩行が困難になっていることは知っていましたが、突然の訃報に驚きました。

女王は今年2月、イギリスの君主として初めて在位70年を迎えました。その間の科学技術の発展は目覚ましく、コンピュータとインターネットにより世界は姿を変えました。また、ソ連崩壊、中国の台頭、EU結成~イギリスのEU離脱など、国際情勢にも大きな動きがあり、まさに大戦後の激動の時代を生きました。

日本では安倍元首相の国葬が今月27日(火)に行われますが、エリザベス女王の国葬はそれに先立つ今月19日(月)に行われることになりました。どちらも世界中から功績をたたえる声や哀悼の声が届けられていますが、両国内の国葬に対する国民の反応は大きく異なるようです。安倍元首相の国葬の前にエリザベス女王の国葬が行われることになったことが、何とも表現しがたい運命のいたずらのように感じるのは私だけでしょうか?

では、ビナミルク株価の報告です。

1. 9月9日の終値

ビナミルク株価の週末終値は75,900VNDでした。先週末終値から400VNDですが上昇し、2週連続下落を免れました。

週間の動きとしては、月曜日は先週末終値からいきなり2,000VND上昇し、終値は77,500VNDとなりました。火曜日も続騰し、一時79,000VNDに到達しましたが、終値は78,000VNDを下回りました。すると、水曜日はVN指数の急落に巻き込まれ、終値は前日から2,000VND下落し、76,000VNDを割り込んでしまいました。その後は大きく上昇することも下落することもなく、週末終値は76,000VNDを奪還できませんでした。

今週下落すると再びズルズル下がっていく可能性がありましたが、わずか400VNDですが上昇したことで今後に望みをつないでくれました^_^;

約定日(2020年8月19日)から9月9日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。2020年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

ビナミルク株価が6月末から続くもみ合いレンジを上抜けするために、2週連続下落はなんとしても避けたいところだったので、わずかでも上昇したことは素直に評価したいと思います。ここから一気に、とは行かないと思うので、少しずつ下値を切り上げて行って欲しいと願います。

日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。

日経平均の週末終値は28,214.75円で、先週末終値から563.91円上昇しました。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは119.98%になりました。週間の動きとしては、週前半は先週からの悪い流れを変えることができず、火曜日こそ前日終値からわずかに上昇したものの、水曜日には一時27,265.70円まで下落しました(終値は27,430.30円)。しかし、木曜日に大きく反発して終値を28,000円台に乗せると、金曜日も続騰で終わりました。テクニカル的な指標が売られ過ぎの水準になったことで、買戻しの動きが広がったようです。また、木曜日に欧州中央銀行(ECB)が0.75%の利上げを発表しましたが、市場予想の範囲内でネガティブサプライズとはなりませんでした。来週は、アメリカで火曜日(13日)に消費者物価指数(CPI)の発表があり、翌週は連邦公開市場委員会(FOMC)が控えているので、アメリカ市場の動向を睨みながら神経質な動きになりそうです。

今週のアメリカ市場は、月曜日がレイバー・デーで休場だったため4日間の取引でした。NYダウの週末終値は32,151.71ドルで、先週末終値から833.27ドル上昇しました。4週間ぶりの上昇です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは113.47%になりました。週間の動きとしては、火曜日は先週末終値から173.14ドル下落し、終値は31,145.30ドルになりました。しかし、こちらも日経平均同様安値となった株の買い戻しが入り、水曜日以降は3日連続で上昇、金曜日には終値を32,000ドル台に乗せました。来週発表されるCPIでも物価上昇率の鎮静化は確認できないと思われますが、一方でFOMCでの利上げ率が0.75%となることはほぼ織り込まれたとの見方もあるようです。来週どのような動きになるか注目です!

VN指数の週末終値は1,248.78ポイントで、先週末終値から31.73ポイント下落しました。これで2週連続下落です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは129.91%になりました。週間の動きとしては、建国記念日の休日明けとなった月曜日は先週末終値から3.16ポイント下落し、終値は1,280ポイント台を維持できませんでした。火曜日はほぼ横ばいでしたが、水曜日は前日比で2.68%下落し、終値は1,240ポイント台に突入しました。木曜日も続落し、終値は1,234.60ポイントとなりましたが、金曜日は反発し、終値を1,240ポイント台に戻しました。4月から5月にかけての急落以降なかなか1,300ポイントを超えることができません。今回も7週連続上昇後の2週連続下落で、1,300ポイント目前まで迫りながら再び1,250ポイントを割り込んでしまいました。急落前の1,500ポイントを奪還するにはエネルギーが不足しているようです。

ビナミルク株価の2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは69.00%となりました。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

9月9日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は45,540,000VND、VND損益は-13,780,000VNDでした。先週末終値からは240,000VND増加しましたが、VND評価額の46,000,000VND奪還はなりませんでした。

円換算評価額は280,982円、円換算損益は7,482円でした。今週も大きく円安が進み、先週末終値から9,635円増加しました。その結果、円換算評価額が280,000円を超え、円換算損益がプラスに転じました! 円換算損益がプラスになったのは昨年10月29日以来です。ただし、この時プラスになったのは瞬間的で、その前後は長くマイナスに沈んでいました。今回プラスになったのも超円安になったおかげなので、気長にVND損益がプラスになるのを待ちたいと思います。

損益率はVNDでは23.23%のマイナス、円換算では2.74%のプラスとなりました。

3. まとめ

ビナミルク株価の週末終値は75,900VNDで、先週末終値から400VND上昇しました。2週連続下落を免れたので、来週以降もみ合いレンジからの上抜けを確実にして、少しずつ上昇して行って欲しいものです。

日経平均の週末終値は28,214.75円で、先週末終値から563.91円上昇しました。水曜日の終値が27,500円を割り込むと、買戻しの動きが広がりました。この動きは来週も続くでしょうか?

NYダウの週末終値は32,151.71ドルで、先週末終値から833.27ドル上昇しました。先週までの大幅下落を受け、今週は買戻しの動きがありました。来週はCPI、翌週のFOMCを睨んだ展開になりそうです。

VN指数の週末終値は1,248.78ポイントでした。先週末終値から31.73ポイント下落し、2週連続下落となりました。ビナミルク株価、日経平均、NYダウが上昇する中、唯一先週末終値から下落してしまいました。

最後までお読みいただきありがとうございました。