こんにちは、エムケーワイです。
9月2日(金)のヤクルトー中日戦でヤクルトの村上宗隆選手が50号本塁打を打ちました。日本人選手では2002年の巨人・松井秀喜氏以来、20年ぶりのシーズン50本塁打達成です! また、22歳7ヶ月での達成は、あのレジェンド王貞治氏(巨人)の24歳3ヶ月を抜き、プロ野球史上最年少となります。
村上選手は入団以来スラッガーとして順調に成長し、昨年は打点王こそわずか1打点差で巨人・岡本和真選手に及びませんでしたが、本塁打王を岡本選手と分け合いました。そして迎えた今シーズン、40本塁打はクリアするだろうと思っていましたが、まさかこの時点で50本に到達するとは! そして、まさか世界の王の最年少記録を更新してしまうとは!! 他にも史上最年少の通算150号、プロ野球史上初の5打席連続本塁打を記録しましたが、記録だけでなくここぞの場面での本塁打が多く、まさに「村神様」と呼ばれるにふさわしい活躍ぶりです。
ヤクルトは今シーズンまだ20試合以上残っており、現在のペースで本塁打を打ち続けると、プロ野球記録の60号を更新する可能性があります。また、打率、打点も現在首位を走っており、史上最年少の三冠王も現実味を帯びてきています。他にも四球の数、出塁率、長打率、OPS等も独走状態で、今シーズン一体いくつのタイトルを獲得するのか目が離せなくなってきました。
では、ビナミルク株価の報告です。
1. 9月2日の終値
ベトナム市場は今週木曜日、金曜日が建国記念日で休場だったため、月曜日から水曜日まで3日間の取引でした。
ビナミルク株価の週末終値は75,500VNDで、先週末終値から1,400VND下落しました。先週までの2週間で5,000VND上昇し、とりあえずもみ合いを上抜けしたと思われましたが、更に上昇して上抜けを確実にすることはできませんでした。
週間の動きとしては、月曜日は先週末終値から1,400VND下落し、終値は75,500VNDとなりました。火曜日は反発し、終値を76,000VNDとしましたが、水曜日は再び下落し、終値は75,500VNDに戻りました。今週は月曜日に大きく下落して始まった後は非常に狭いレンジでの値動きになりました。
ここから再び上昇して行くことができるのか? それともズルズル下がってしまうのか? 来週は大きな分かれ目になりそうです。
約定日(2020年8月19日)から9月2日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。2020年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
ビナミルク株価は先週、6月末から続いていたもみ合いを上抜けしたと思われましたが、今週はその勢いを維持することができず、週末終値が3週間ぶりに下落しました。それでも75,000VNDを割り込むことはなかったので、なんとかここで踏みとどまって欲しいところです。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均の週末終値は27,650.84円で、先週末終値から990.54円下落しました。残念ながら4週連続上昇とはなりませんでした。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは117.58%になりました。先週金曜日のNYダウが前日終値から1,000ドル超下落したので、今週月曜日は厳しい展開になることが予想されましたが、予想通り月曜日は先週末終値から760円以上下落して、終値は28,000円を割り込みました。火曜日は反発して、終値は28,000円台を回復しましたが、アメリカ市場の弱い動きを受け、水曜日から金曜日までは3日続落となり、木曜日には終値が再び28,000円を下回りました。ジャクソンホール会議でのパウエル発言の影響は思っていた以上に大きく、これに中国・深セン、成都のロックダウンや、金曜日のNYダウが雇用統計の結果を受け最終的に下落したことが加わり、来週も不安定な動きになりそうです。
NYダウの週末終値は31,318.44ドルで、先週末終値から964.96ドル下落しました。これで3週連続下落で、その間の下落幅は2,400ドルを超えました。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは110.53%になりました。ジャクソンホール会議でのパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演以降もFRB高官によるタカ派発言が相次ぎ、週を通して弱い値動きが継続しました。木曜日は前日終値比で146ドル程上昇し、金曜日も雇用統計の結果を受けて上昇して始まりましたが、午後に下落に転じると、結局前日比337.98ドル安で終わりました。ロシア国営ガスプロムが、パイプライン「ノルドストリーム1」でのヨーロッパへの天然ガスの供給停止を継続すると発表したことで、ヨーロッパ経済が減速するとの懸念も強まっており、株式市場を取り巻く環境はしばらく改善しそうにありません。
VN指数の週末終値は1,280.51ポイントで、先週末終値から2.06ポイント下落しました。実に8週間ぶりの下落です。2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは133.21%になりました。週間の動きとしては、月曜日は先週末終値から11.77ポイント下落し、終値は1,270.80ポイントとなりました。一時1,250ポイントを割り込む場面もありましたが、なんとか1,270ポイント台まで戻しました。2営業日で18ポイント下落したことから火曜日は買い戻しが入り、終値を1,279.39ポイントとすると、水曜日ももみ合いながらわずかに上昇し、終値を1,280ポイント台に乗せました。先週まで7週連続上昇で、今週は1,290ポイント台に突入することが期待されましたが、世界の株式市場が軟調相場となり、VN指数もその流れに逆らえませんでした。ベトナム市場が休場の間に状況は悪化していますが、週明けのホーチミン市場はどのような動きになるでしょうか!?
ビナミルク株価の2020年10月23日終値に対するパフォーマンスは68.64%となり、70%が少し遠ざかりました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
9月2日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は45,300,000VND、VND損益は-14,020,000VNDでした。先週末終値からは840,000VND減少しました。先週VND評価額が久しぶりに46,000,000VNDを上回りましたが、わずか1週間で再び46,000,000VNDを割り込んでしまいました。
円換算評価額は271,347円、円換算損益は-2,153円でした。VND評価額、VND損益は減少しましたが、今週は結構大きく円安が進み、円換算評価額、円換算損益は先週末終値から5,119円増加しました。更に円安が進むと、円換算損益はプラスになりそうです^_^;
損益率はVNDでは23.63%のマイナス、円換算では0.79%のマイナスとなりました。両者の差はどう評価すればよいのでしょうか?
3. まとめ
ビナミルク株価の週末終値は75,500VNDで、先週末終値から1,400VND下落しました。3週連続上昇とはならず、もみ合いレンジからの上抜けを確実にすることができませんでした。
日経平均の週末終値は27,650.84円で、先週末終値から990.54円下落しました。月曜日に大きく下落した後、火曜日は反発しましたが、アメリカ市場の弱い動きを受け、水曜日以降3日続落となりました。
NYダウの週末終値は31,318.44ドルで、先週末終値から964.96ドル下落しました。これで3週連続下落で、その間の下落幅は2,400ドルを超えました。今後も厳しい状況が続きそうです。
VN指数の週末終値は1,280.51ポイントでした。先週末終値から2.06ポイント下落し、8週連続上昇とはなりませんでした。今週は3日間の取引で、休場の間に世界の株式市場の状況は悪化しており、週明けの動向が注目されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。