こんにちは、エムケーワイです。
本記事は8月8日(日)に書いています。東京オリンピックは最終日を迎えました。日本は金メダル数、全メダル数とも過去最多を10個以上上回る大活躍を見せてくれました。新型コロナウイルスの感染拡大により反対意見のある中で開催されたオリンピックでしたが、やはり選手たちの頑張りを見ると応援してしまいますし、多くの感動をもらうことができました。
期待されていた競技でメダルを獲得するのももちろんすごいのですが、それほど注目されていなかった(私が知らなかっただけかもしれませんが…)競技の躍進は、驚きと共に信念をもって努力し続けることの素晴らしさを改めて思い知らされるものですね。私にとってはフェンシング男子エペ団体とバスケットボール女子の快挙が特に印象的でした。女子バスケットが最近強くなっていることは知っていましたが、今大会はエースの渡嘉敷選手がケガで代表から外れていますし、体格に劣る日本がここまで格上チームに勝ち続け、決勝にまで勝ち上がるとは全く予想していませんでした。私も現在のぬるい生活から足を洗って一念発起せねば…
日本の二大人気スポーツである野球とサッカーですが、野球はソフトボールに続き決勝でアメリカに勝利して金メダルを獲得しました。バリバリのメジャーリーガーは出場していませんでしたが、アメリカやドミニカでもNPB所属の選手が活躍し、NPBのレベルの高さを示すことができたと思います。サッカーは3位決定戦でメキシコに敗れて、惜しくもメダルを逃しました。予選リーグでは勝利していましたが、メダルを獲得するチームは、決勝トーナメントに入ると1段も2段もギアを上げてきますね。残念ながら日本代表はそれができなかった感じです。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 8月6日の終値
8月6日(金)のビナミルク株価の終値は87,200VNDで、先週から1,100VND上昇しました。
先週は週末にかけて下げ基調でしたが、今週は月曜日から水曜日にかけて少しずつ値を上げていきました。木曜日は反落したものの、金曜日は再び上昇に転じ、前日比600VND高で終わりました。しかし、一時88,400VNDまで上昇したのに、そこからは1,200VNDも下落しています。ここら辺が、イマイチ勢いに乗れないところですね^_^;
約定日(2020年8月19日)から8月6日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
先週は購入以来最安値にあと少しのところまで下落しましたが、今週は上昇し、購入以来最安値更新を免れました。しかし、反発力は弱く、先々週(7月26日)の終値にも届いていません。なかなか大きく上昇して行く気配が感じられませんが、せめて90,000VNDは1日も早く回復して欲しいところです。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均は先週金曜日に前日終値から500円近く下落してしまいましたが、今週月曜日は逆に先週末終値から500円近く上昇しました。その後火曜日、水曜日と2日連続で下落したものの、木曜日、金曜日は2連騰しました。週末終値は27,820.04円で、先週末終値から536.45円上昇、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは118.30%となりました。新型コロナウイルスの感染拡大は続いていますが、堅調なアメリカ株式市場の動向や、好決算を発表した国内銘柄に買いが入ったことが支えになったようです。国内企業の4~6月期決算では、市場予想を上回るものや通期業績の上方修正が多く見られ、後述の通り、アメリカの雇用統計で就業者数が市場予想を上回ったことから、来週は28,000円台を試す展開が期待されます。
先週金曜日に35,000ドルを維持できなかったNYダウは、今週月曜日、一時35,000ドルを超える時間もありましたが、最終的には先週末終値から値を下げてしまいました。その後は火曜日に35,000ドルを回復、水曜日に35,000ドルを割り込み、木曜日は再び35,000ドルを回復と日替わりで上下動を繰り返しました。そして金曜日は前日終値を上回って始まると堅調に2日続伸し、終値は35,208.51ドルで過去最高値を更新しました。先週末終値からは273.04ドル上昇し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは124.26%となりました。6日に発表された米雇用統計では、非農業部門の就業者数が市場予想を上回り、景気回復への期待が強まっています。アメリアでも新型コロナウイルスのデルタ株への感染が急拡大していますが、NYダウは力強い動きを見せています。
VN指数は先週5連騰を記録しました。新型コロナウイルス新規感染者数の7日間平均が7,000人を超える状況が続いており、今週はどうなるかと思っていましたが、先週の勢いを引き継ぎ、なんと木曜日まで9営業日連続上昇となりました。さすがに金曜日はわずかに下落しましたが、終値は1,341.45で、先週末終値からは31.4ポイント上昇しました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは139.55%で、再び140%が迫ってきました。先月末辺りから外国人投資家が買い越すようになり、今回の9営業日連続上昇につながったようです。再び1,340を超えて来たので、来週以降の動きにも期待が持てそうです。ただし、新規感染者数の動向を睨みながらの動きになると思われます。
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは79.27%となりました。VN指数の上昇率には及びませんが、早く80%を回復して欲しいものです。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
8月6日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は52,320,000VND、VND損益はジャスト-7,000,000VNDで、先週から660,000VND上昇しました。2週連続下落は免れましたが、なかなか一気に上昇とはなりません。
円換算評価額は246,427円、円換算損益は-27,073円で、先週とは逆で円高になったため、先週から2,031円減少してしまいました。2週連続でVND評価額、VND損益とは逆の動きになりました。
損益率はVNDでは11.8%のマイナス、円換算では9.9%のマイナスです。まずは、VND、円換算が揃って-10%以内になるよう回復して欲しいと願います。
3. まとめ
今週のビナミルク株価の終値は87,200VNDで、先週末終値から1,100VND上昇しました。今週はVN指数と揃っての上昇となりましたが、上昇率としてはVN指数の1/3以下で、もう少し勢いが欲しいところです。
日経平均は先週末終値から大きく(536.45円)上昇し、週末終値は27,820.04円となりました。4~6月期決算で好決算を発表した銘柄が物色されているようです。新型コロナウイルスの感染拡大は続いていますが、好決算発表が相次いでいることや、アメリカの経済指標が市場予想を上回ったことから、来週28,000円台を奪還する展開になるか注目されます。
今週のNYダウは木曜日まで35,000ドルを挟んだ攻防が続いていましたが、金曜日に発表された米雇用統計で、非農業部門の就業者数が市場予想を上回ったことにより、前日比で144.26ドル上昇。週末終値は35,208.51ドルとなり、過去最高値を更新しました。景気回復期待は高まっていますが、来週以降更に過去最高値を更新していくことができるでしょうか?
先週5連騰したVN指数は、先週も木曜日まで連日上昇し、連騰記録を9営業日まで伸ばしました。金曜日は僅かに下落したものの、週末終値は1,341.45となり、2週連続上昇で再び上昇気流に乗りつつあります。ベトナムでも新型コロナウイルスの感染拡大が続いていますが、外国人投資家の買い越しに支えられた堅調な展開が期待されます。
最後までお読みいただきありがとうございました。