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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(2/26)

こんにちは、エムケーワイです。

早くも2月が終わってしまいました。昔から1月は「行く」、2月は「逃げる」、3月は「去る」と言われ、年初の3ヶ月は特に早く経過すると表現されて来ましたが、私にとってもこの2ヶ月は慌ただしく過ぎていきました。

この「ベトナム株の状況」シリーズは毎週末に投稿しているのですが、今回は週が明けてしまいました。だいたい土曜日の夕方にビナミルク株価と各指標の週末終値を確認して記事を書き始めるのですが、今回は土日が月末であったためか、株価を確認しているSBI証券のWebサイトがメンテナンスで、日曜日の21時までアクセスできなかったので、日曜日中に記事を投稿することができませんでした。メンテナンスは時々行われるので、これからは予定を事前にチェックして、投稿が遅れないようにしていきたいと思います。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 2月26日の終値

2月26日(金)のビナミルク株価の終値は104,800VNDでした。19日(金)の終値が108,000VNDだったので、残念ながら3,200VNDの下落となりました。

先週末の悪い流れを引きずり、連日値を下げ続けて遂に105,000VNDを切ってしまいました。テト明け後も厳しい状況が続いています( ;∀;)。

約定日(2020年8月19日)から2月26日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

株価上昇のきっかけがつかめないまま2月の取引が終わってしまいました。このまま流れが変わらないと、来週あたり週末終値としての年初来安値を更新してしまうかもしれません…

ビナミルク株価と日経平均、NYダウ、VN指数との相関のグラフは下図のようになりました。

先週「FRB(アメリカの中央銀行に当たる連邦準備制度理事会)は当面ゼロ金利と量的緩和を継続する方向」などと書きましたが、現地時間の25日(木)にアメリカの10年物国債利回りが一時1.61%に急上昇しました。これによりアメリカ株式市場ではハイテク銘柄が売られ、ナスダック、NYダウが下落しました。

日経平均は23日(火)の天皇誕生日以降30,000円を挟んで荒い値動きを見せていましたが、アメリカの長期金利上昇にNYダウ以上に反応しました。26日(金)の取引開始直後と取引終了直前に急落し、最終的には1,200円以上下落して、終値は一気に29,000円を割り込みました。やはり30,000円を超えたことで一旦目標達成となり、調整に入ったのでしょうか?

アジアの株価指数も総じて下落した中、NYダウや日経平均にあまり連動しないVN指数は5ポイント程しか下落せず、10月23日終値比では120%超えをキープしました。しかし、ビナミルク株価は大きく下落し、10月23日終値比でかろうじて95%を上回っているという状況まで来てしまいました。前述の通り、週末終値としての年初来安値が迫っているので、そろそろ反発して欲しいところです。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

2月26日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額、VND損益はそれぞれ62,880,000VND、2,560,000VNDでした。先週から2,000,000VND近く下落しました。

また、円換算評価額、円換算損益はそれぞれ294,278円、20,778円で、こちらは先週から8,000円近く下落しました。円換算評価額は300,000円を割り込んでしまいましたが、今週もやや円安が進んだことで、円換算損益は何とか20,000円以上をキープできました。

損益率はVNDでは6.0%のプラス、円換算では7.6%のプラスとなりました。

ここのところ株価は下がり続けていますが、それでもまだ損益ではプラスなので、今が我慢のしどころだと自分に言い聞かせている今日この頃です^_^;

3. まとめ

2月26日のビナミルク株価の終値は104,800VNDで、先週から3,200VND下落しました。再び110,000VNDを目指すためにも今週は上昇して欲しかったので、非常に残念な結果になりました。105,000VNDを割り込んでしまい、週末終値としての年初来安値に近づいてきたので、来週は何としても反発してくれることを願います。

今週は日経平均もNYダウも大きく下落しました。ともに昨年末から順調に上昇し、日経平均は30年半ぶりに30,000円を超え、NYダウは史上最高値を更新していたので、そろそろ調整に入っても不思議ではありませんでしたが、個人的には思っていたよりも早かったです。この調整が短期間で終わるのか、それともしばらく続くのか来週からの動きに注目したいと思います。

アメリカの10年物国債利回りは1.4%まで戻しており、個別には業績が良い企業もあるので、これまで出遅れていた企業の株価が見直されるきっかけになることを願います。

そして、ビナミルク株価も見直されることを…

最後までお読みいただきありがとうございました。