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ベトナム株 資産運用

ベトナム株の状況(2/5)

こんにちは、エムケーワイです。

ついこの間2021年が始まったと思ったら、1月はあっという間に終わり、2月も1週間が過ぎました。月日が経つのは本当に速いですね。私の作った新年へのカウントダウンタイマーも2022年まで330日を切っています( ´艸`)

新型コロナウイルスによる緊急事態宣言は、残念ながら栃木県を除く10都府県で1ヶ月延長されることになりました。新規感染者数は減少していますが、重症者数の減り方は鈍く、死亡者数はむしろ増加傾向にあります。病床の逼迫状況もそれほど改善しておらず、緊急事態宣言の対象都府県以外でも今しばらく我慢の日々を続ける必要がありそうです。1日も早くワクチン接種が始まることが望まれます。

では、今週のビナミルク株価の報告です。

1. 2月5日の終値

2月5日のビナミルク株価の終値は109,600VNDでした。

先々週は5,200VND下落、先週は5,900VND下落と2週連続大幅下落でしたが、今週は一転6,800VND上昇しました。しかし、110,000VND回復はならず。また、値動きが激しい状態が続いており、今後どうなるかは正直全く分かりません^_^;

約定日(2020年8月19日)から2月5日までの株価の推移をグラフにすると下図のようになります。今回からVND評価額(株価 × 保有株数)のグラフを追加します。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。

株価もVND評価額も今週は大きく上昇しましたが(連動するのは当たり前ですね)、先々週と先週の下落幅が大き過ぎて、1月15日の価格まで戻すにはもうひと伸びが必要です。とりあえず3週連続の大幅下落とならずホッとしました。

株価の推移だけを見ていると、無償割り当て(昨年9月29日)以降110,000VNDが大きな壁になっていて停滞している感じがしますが、VND評価額は購入日(昨年8月19日)からは8,000,000VND近く上昇しており、少し気持ちが落ち着きます。無償割り当てまでの着実な株価上昇と、無償割り当てにより保有株数が100株増えたことが大きかったと思います。購入から1ヶ月ちょっとで無償割り当てがあったことは本当にラッキーでした。

ビナミルク株価と日経平均、NYダウ、VN指数との相関のグラフは下図のようになりました。

今週は先週から一転、ビナミルク株価、日経平均、NYダウ、VN指数が全て上昇しました。

ビナミルク株価は上昇したものの、昨年10月23日終値にはわずかに届かず、3指数と比べてパフォーマンスが悪い状態が続いています。ベトナム有数の大企業なので、大きな株価上昇は期待できないのでしょうか?

日経平均とNYダウは不安定な状態が続いていましたが、週末終値としては昨年10月23日以降の最高を更新しました。個人投資家 vs ヘッジファンドの対決が落ち着きつつあり、好決算を発表した企業も多いようなので、もうしばらく上昇傾向が続くことを期待したいです。ただ、日経平均の10月23日終値に対するパフォーマンスはVN指数を上回っているので少々心配ではあります。

VN指数は2週間の下落幅のちょうど半分程上昇しました。これで調整を終えて再び上昇し始めるのか、来週の値動きに注目です。

2. 手数料込での損益

次に手数料込での損益を見てみます。

「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。

2月5日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。

VND評価額は65,760,000VND、VND損益は6,440,000VNDとなり、先週からなんと4,000,000VND以上上昇しました! 先週は下落幅が3.500,000VNDを超え、一気に悲観モードになっていたのですが、精神的ダメージが少し回復しました^_^;

円換算評価額は304,469円、円換算損益は30,969円となりましした。株価自体が上昇したことと円安が進んだことで、先週9,000円を割り込んでいた円換算損益が30,000円を奪還しました。

損益率はVNDでは10.9%のプラス、円換算では11.3%のプラスとなりました。円安になったおかげで、VND損益率と円換算損益率の大小関係が逆転しました。

先週「増える時はなかなか増えませんが、減るときは一気です。」と書きましたが、一気に増えることも稀にあります^_^;

3. まとめ

2月5日のビナミルク株価の終値は109,600VNDとなり、1月29日終値から6,800VNDも上昇しました。しかし、残念ながら110,000VNDには届かず、依然10月23日終値を下回っています。

VND評価額、VND損益も先週から4,000,000VND以上上昇。円換算評価額、円換算損益は円安が進んだため20,000円以上の上昇となりました。このため、先週9,000円を割り込んだ円換算損益は一気に30,000円を回復しました( ´艸`)

2週連続で大きく下落したVN指数も下落幅の半値戻しとなりましたが、来週から再び上昇して行けるでしょうか?

ここのところビナミルク株価は値動きが激しく、一喜一憂していては身が持ちません^_^; これからはむやみに短期の上昇を期待することなく、配当や(あわよくば)再度の無償割り当てを期待しながら長期保有して行こうと思います。

最後までお読みいただきありがとうございました。