「サイト公開後にやること(1)」の続きです。
おさらいになりますが、サイトを公開すると下記の対応が必要となります。
- SEO対策
- アクセス解析の設置
- サーチコンソールへの登録
- スパム対策
「サイト公開後にやること(1)」は「2. アクセス解析の設置」の備忘録でした。
今回は「3. サーチコンソールへの登録」の備忘録です。
アクセス解析にはいろいろなツールやプラグインがありましたが、サーチコンソールはGoogle SearchConsoleのことです。以前は”ウェブマスターツール”と呼ばれていたそうです。
SearchConsoleを使うことによって、下記のようなことが可能になります。
- GoogleからWebサイトの問題や改善に関する通知を受け取る。
- サイトマップを検索ロボットに通知する。
- 被リンクや検索ワードのランキングを調べる。
では、SearchConsoleへの登録の手順です。
1. SearchConsoleへのプロパティ追加
SearchConsoleにプロパティ(Webサイト)を登録します。
1-1. Search Consoleのトップページにアクセスする。
私は既に他のサイトを登録しているので下図のような表示になります。サイト名の横の下向き矢印をクリックします。
1-2. “プロパティを追加”をクリックする。
1-3. プロパティタイプを選択する。
「ドメイン」の方にドメイン名を入力し”続行”をクリックします。
「URLプレフィックス」の方にURLを入力するよう書かれているサイトもありますが、「ドメイン」の方はサブドメインや”https”、”http”のどちらで始まるURLも対象となるのでこちらを選択しました。デフォルトでも「ドメイン」の方が選択された状態になっています。
1-4. TXTレコードを取得する。
「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」ダイアログに示されているTXTレコードをコピーします。
※ここでは”確認”はクリックしません。
2. XSERVER上での作業
ここからの数ステップはXSERVER上で行います。
2-1. DNSレコード設定を開始する。
XSERVERのサーバーパネルで”DNSレコード設定”をクリックします。
2-2. 対象ドメインを選択する。
「ドメイン選択画面」で対象ドメインの”選択する”をクリックします。
2-3. “DNSレコード追加”タブを選択する。
2-4. DNSレコードを追加する。
“DNSレコード追加”タブで下記の設定を行い”確認画面へ進む”をクリックします。
- 種別:”TXT”を選択します。
- 内容:1-4.でコピーしたTXTレコードを貼り付けます。
2-5. 追加内容を確認する。
DNSレコードの内容を確認し”追加する”をクリックします。
2-6. “戻る”をクリックする。
2-7. TXTレコードが追加されたことを確認する。
“DNSレコード一覧”タブでTXTレコードが追加されていることを確認します。
ここまでがXSERVER上での作業です。
3. SearchConsoleでの所有権確認
SearchConsoleに戻りサイトの所有権を確認します。
3-1. 所有権の確認を開始する。
「DNSレコードでのドメイン所有権の確認」ダイアログの”確認”をクリックします。
3-2. 所有権確認結果を確認する。
下図のように「所有権を証明しました」と表示されると設定完了です。
エラーが発生した場合は時間をおいて再確認します。
4. WordPress上での作業
WordPressの管理画面でAll in One SEO PackとSearchConsoleを連携させます。
4-1. All In One SEO Packへの設定。
下図のように「ウェブマスター認証」の”Google Search Console”に1-4.で取得したTXTレコードを設定します。
以上でサーチコンソールへの登録は完了です。
最後までお読みいただきありがとうございました。