こんにちは、エムケーワイです。
東京オリンピックでは日本選手団が健闘し、前半だけで過去最多の金メダルを獲得しました。スケートボードでは10代の選手がプレッシャーなど無縁のようなのびのびした演技で男女とも金メダルを獲得し驚かされましたが、柔道も男子が初日から4日連続で金メダルを獲得するなどお家芸が完全復活を遂げています(混合団体は残念でしたが…)。後、ソフトボールの勝負強さと勝利を目指す執念は本当に心に刺さりました。侍ジャパンもこのような戦いができるといいのですが…。
一方で、メダル確実と思われていたものの早々に敗退する競技もあり、1年延期されたことが吉と出た競技と凶と出た競技の明暗が分かれたように感じました。この1年は急成長する選手が出てくれば、ピークを過ぎてしまう選手も出てくる、それだけ長い期間だったと思います。
新型コロナウイルスの新規感染者数が増え続け、緊急事態宣言の対象拡大と期間延長が決まりました。そんな中、来週も競技は続きます。難しい状況下ではありますが、出場する選手たちには悔いが残らないよう全力を出し切って欲しいと思います。そして、連日のオリンピック報道の陰で見逃されがちですが、政府には新型コロナウイルスに対して実効性のある対策を実施して欲しいものです。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 7月30日の終値
7月30日(金)のビナミルク株価の終値は86,100VNDでした。先週はVN指数が下落する中上昇して期待を持たせたのですが、残念ながら今週は先週末終値から1,500VND下落してしまいました。
月曜日は先週末の勢いを引き継いで上昇し、3営業日続騰となりました。このまま行くかと思われたのですが、火曜日に反落すると、そのまま金曜日まで値を下げ続けました。なかなか上昇気流に乗れません。後述しますがVN指数は今週5連騰だったので、「何故?」という感じです( ;∀;)
約定日(2020年8月19日)から7月30日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
先週は購入以来最安値から反発したのですが、2週連続上昇とはなりませんでした。先週「ようやく底値が見えて来たような気がします。」と記載しましたが、やはり楽観的過ぎたようです。幸い購入以来最安値更新とはなりませんでしたが、最安値までわずか200VNDで、また暗雲が立ち込めてきました。
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
日経平均は月曜日、先週末終値から442円高の27,990円でスタートしましたが、そこから上昇して行くことができず、終値は27,833円でした。火曜日の終値は27,970円まで上昇しましたが、それ以降は連日200円を超える値幅で激しく上下しました。しかし、下落幅の方が大きく、金曜日は前日終値から-498.83円と急落し、週末終値は27,283.59円となりました。先週末終値からも264.41円安で、2週連続下落となりました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは116.02%です。28,000円を超えていく兆しもあったのですが、国内の新型コロナウイルス新規感染者数の増加に歯止めがかからず、緊急事態宣言の対象拡大と期間延長が相場の重しとなりました。最近は緊急事態宣言の効果が認められず、今回も特に目新しい対策が実施されるわけではないので、状況が改善する可能性は低く、日経平均にとっては正念場となりそうです。
先週、週末終値として初めて35,000ドルを上回ったNYダウですが、今週は方向感の定まらない動きとなりました。火曜日までは35,000ドルをキープしましたが、水曜日には35,000ドルを割り込みました。木曜日は一時35,171ドルまで上昇し、35,000ドルを回復したものの、金曜日はじわじわと値を下げて再び35,000ドルを割り込み、終値は34,935.47ドルとなりました。アメリカ企業の4~6月期決算発表が続いており、好決算で景気回復への期待が膨らんでいましたが、29日(木)夕方に発表されたアマゾンの決算が市場予想を下回り、30日(金)に株価が急落したことで、他のハイテク株にも売りが波及したようです。しかし、ワクチン普及で経済活動の正常化が進んだ結果、アマゾンの増益率が鈍化したということで、アメリカ経済が回復基調にあることは間違いないようです。
過去最高値となる1,420.27を記録した7月2日から3週間で152ポイント近く下落したVN指数ですが、ようやく調整が終わったのか今週は月曜日から金曜日まで5日連続で上昇しました。特に週末にかけて上げ幅を広げ、週末終値は1,310.05と再び1,300を突破しました。先週末終値からは41.22ポイント上昇し、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは136.28%となりました。ベトナムでは新型コロナウイルスの新規感染者数が27日(火)には10,000人を突破し、7日間平均でも7,000人/日を超える状況が続いています。そのためか出来高が急減しているということで、来週以降も引き続き上昇して行くかどうかは新規感染者数の動向に左右されそうです。
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは78.27%となり、再び79%を割り込みました。VN指数の上昇に追従できない状況が続いています( ;∀;)
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
7月30日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は51,660,000VND、VND損益は-7,660,000VNDで、残念ながら先週から900,000VND下落しました。なかなか2週連続で上昇してくれません。
円換算評価額は248,458円、円換算損益は-25,015円で、円安になったため、こちらは先週から900円増加しました。何か微妙な気分です^_^;
損益率はVNDでは12.9%のマイナス、円換算では9.1%のマイナスです。VN指数の上昇に合わせて上昇して行かないと、プラス転換への道は険しい…
3. まとめ
今週のビナミルク株価の終値は86,100VNDで、先週末終値から1,500VND下落しました。先週VN指数が下落する中で上昇したので期待していましたが、再び購入以来最安値が近づいてきました。VN指数が上昇すると下落するので、波に乗ることができません。
日経平均は2週連続で下落し、週末終値は27,283.59円となりました。国内の新型コロナウイルス新規感染者数の増加に歯止めがかからず、緊急事態宣言の対象拡大と期間延長が決まったことで、金曜日には前日比で500円近く急落しました。緊急事態宣言が発出されても人出は減少せず、大きく状況が改善することは期待できないので、しばらくは上値の重い展開が続きそうです。
NYダウは先週、週末終値が初めて35,000ドルを超えました。今週も木曜日までは35,000ドルを挟む攻防が続きましたが、木曜日の夕方に発表されたアマゾンの4~6月期決算が市場予想を下回ると、金曜日はじりじりと下落し、35,000ドルを維持できませんでした。アマゾンにつられて他のハイテク銘柄も売られたようで、来週はどのような動きになるか予想し辛くなっています。
VN指数は先週まで3週連続で大幅下落していましたが、今週は一転、月曜日から金曜日まで5連騰となりました。週末終値は1,300台を回復しましたが、出来高は急落しているそうです。ベトナムでも新型コロナウイルスの新規感染者数が増加しており、来週以降のVN指数の動きにも影響しそうです。
最後までお読みいただきありがとうございました。