こんにちは、エムケーワイです。
今年の梅雨入りは例年よりかなり早かったのですが、これまでのところ雨量はそれほど多くないように感じます。天気予報によると来週も晴れや曇りの日が続きそうです。梅雨の中休みでしょうか? 見頃を迎えている紫陽花には雨が似合いますが、大きな災害が発生することなく梅雨が明けることを願いたいと思います。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 6月4日の終値
6月4日(金)のビナミルク株価の終値は89,500VNDでした。先週末終値から1,600VND下落し、久々の2週連続上昇とはなりませんでした。また、再び90,000VNDを割り込み、なかなか上昇して行く気配がありません。
月曜日の始値は先週末終値から上昇して始まったのですが、その後値を下げ、終値は先週末終値から下落となりました。そして、火曜日、水曜日と続落して90,000VNDを割り込み、木曜日に若干反発して90,000VNDを回復しましたが、金曜日は再び下落に転じ、90,000VNDを維持できませんでした。
先週、上昇後複数週連続で下落する悪いパターンを脱したのですが、そのまま上昇気流に乗って…、とはなりませんでした。5日移動平均線も25日移動平均線に限りなく近づきましたが、期待していたゴールデンクロスは実現しませんでした。後で書きますが、VN指数は今週も堅調だったんですけどね…
約定日(2020年8月19日)から6月4日までの株価とVND評価額の推移をグラフにすると下図のようになります。株価は左目盛、VND評価額は右目盛です。昨年9月25日までの株価は、無償割り当てによる調整はしていません。
残念ながら2週連続上昇とはなりませんでした。しかし、グラフを見ると、ジグザグしながらも5月7日を底にじわじわ上昇しているように見えます。楽観的過ぎるでしょうか?
日経平均、NYダウ、VN指数を含めた動きは下図のようになりました。
先週末に600円上昇し29,000円を回復した日経平均ですが、その勢いは続かず今週は方向感の定まらない動きとなりました。29,000円を挟む攻防が続きましたが、最後は29,000円を死守できず28,941.52円で終わりました。先週末終値からは208円程の下落で、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは123.07%となりました。トヨタ自動車が連日史上最高値を更新していますが、日経平均はアメリカの長期金利に反応して上下する状況が続いています。国内の新型コロナウイルスのワクチン接種は徐々に進んでいますが、来週も膠着した状態が続きそうです。
今週のニューヨーク市場は月曜日が休場で4日間の取引でした。火曜日から木曜日までは狭いレンジでほぼ横ばいの動きでしたが、金曜日は木曜日から179ドル余り上昇して終値は34,756.39ドルでした。先週末終値からは227ドル弱の上昇で、週末終値としては5月7日に記録した過去最高値(34,777.76ドル)に迫ってきました。昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは122.66%となりました。やはり長期金利が下がると株価が上昇します。特にハイテク株が買われたようです。来週は35,000ドルに迫れるでしょうか!?
先週節目の1,300を超えたVN指数ですが、その反動が出ることもなく今週も堅調に上昇して行きました。火曜日には1,330を大きく突き抜け、水曜日には1,340に到達。木曜日は一気に1,360を突破し、金曜日は遂に1,370までも超えてしまいました。週末終値は先週末終値から53.59上昇の1,374.05、昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも一気に142.94%まで上昇し、今週もグラフ縦軸の上限を修正しました^_^; 火曜日は出来高が超高水準となり、システム負荷を考慮して午後の取引が停止してしまうというおまけつきでした! ホントこの勢いがビナミルク株価にも波及して欲しいです( ;∀;)
ビナミルク株価の昨年10月23日終値に対するパフォーマンスは81.36%になり、VN指数のパフォーマンスとの差が更に開いてしまいました。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
6月4日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は53,700,000VND、VND損益は-5,620,000VNDでした。残念ながら先週からは960,000VNDの下落です。
円換算評価額は260,445円、円換算損益はー13,055円でした。先週からは3,563円の減少です。損益のマイナスが再び10,000円を超えてしまいました。
損益率はVNDでは9.5%のマイナス、円換算では4.8%のマイナスとなりました。最近円安が続いているので円換算の損益率がVND損益率と比較して小さくなっています。なかなかプラス圏に浮上してくれません。
3. まとめ
今週のビナミルク株価の終値は89,500VNDで、2週連続上昇とはなりませんでした。また、先週奪還した90,000VNDを再び割り込んでしまいました。VN指数は好調が続いており、ビナミルク株価も先週、複数週連続で下落するパターンが崩れたので、今週の動きに期待していたのですが…
日経平均は今週29,000円を挟んで膠着した状態が続きましたが、最終的には29,000円を割り込んでしまいました。Sell in Mayを越えて30,000円を目指す展開になることを期待していましたが、こちらも期待通りにはなりませんでした。
NYダウは今週は火曜日から金曜日までの4日間の取引でした。日経平均と同様狭い範囲での動きを見せていましたが、金曜日は長期金利が下がったことで上昇し、週末終値は先週末終値を220ドル以上上回る34,756.39ドルとなり、過去最高値である34,777.76ドルに迫ってきました。
先週節目である1,300を突破したVN指数は今週も順調に過去最高値を更新し続けました。週末終値は1,374.05となり、低迷するビナミルク株価を尻目に5週連続の上昇です^_^; 昨年10月23日終値に対するパフォーマンスも140%を超えました。出来高も高水準の状態が継続しているようですが、この好調はいつまで続くのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございました。