こんにちは、エムケーワイです。
皆さんは「身分証明書」や「登記されていないことの証明書」を取得したことはありますか?
「身分証明書」とは運転免許証や健康保険証のことではなく、禁治産・準禁治産宣告の通知、後見登記の通知、破産宣告・破産手続開始決定の通知を受けていないことを証明するもので、本籍地の市町村役場の戸籍係等で申請・取得します。
「登記されていないことの証明書」は、後見登記等ファイルに記録されていないことを証明するもので、主に成年被後見人・被保佐人等に該当しないことを証明するものです。法務局、地方法務局(本局)で申請・取得します。
これらは普通に生活しているとあまり縁がなく、特に「登記されていないことの証明書」はほとんど耳にすることもないかと思います。私も50年以上生きてきてこれまで「身分証明書」や「登記されていないことの証明書」というものの存在すら知りませんでした。
ところが、今回宅地建物取引士の登録申請をすることになり、これらを取得することになりました。破産手続き開始の決定を受けて復権を得ていない人や成年被後見人、被保佐人は宅建士の欠格要件に該当するので(現在成年被後見人、被保佐人という表現は使われていませんが)、それらに該当しないことの証明が必要になるわけです。ひとつ勉強になりました。
では、今週のビナミルク株価の報告です。
1. 1月29日の終値
1月29日のビナミルク株価の終値は102,800VNDでした。
1月22日(金)の終値が108,700VNDだったので、5,900VNDも下落しました。先週5,200VND下落し、これまでで最大の下落(昨年9月の無償割り当て時の価格調整による下落を除く)を記録したのですが、今週はその記録を更新してしまいました( ;∀;)
約定日(2020年8月19日)から1月29日までの株価の推移をグラフにすると下図のようになります。9月25日までの価格は、無償割り当てによる調整はしていません。
先週と今週の2週間でなんと11,100VND、約10%もの下落です。グラフにすると見事な落ちっぷりですね。そして、購入以来の最安値も記録しました。
100,000VNDを維持することが危うい状況になってきましたが、実は今週は月曜日から木曜日まで下がりっぱなしで、特に水曜日と木曜日に大きく下落し、木曜日の終値は100,000VNDを割り込んでいました。金曜日にようやく6,700VND上昇し、何とか100,000VNDを奪還しました。
先週ビナミルク株価は大きく下落したので、今週は月曜日から値動きに注目していたのですが、連日「なんじゃ、こりゃあ!?」の展開でした^_^;
日経平均、NYダウ、VN指数との相関のグラフは下図のようになりました。
今週はビナミルク株価だけでなく、日経平均、NYダウ、VN指数も揃って下落となりました。
日経平均とNYダウは不安定な状態が続き、どちらも金曜日に大きく下げる展開となりました。原因は新型コロナウイルスではなく、アメリカの株式市場で特定銘柄に対する投機的な取引が集中し、株価の変動率が急激に大きくなったことで警戒感が広がったということのようです。具体的には、SNSの呼びかけて集結した個人投資家がゲームストップ社の株を買い上げ、空売りを仕掛けていたヘッジファンドが買い戻し資金を捻出するために利益確定の売りが発生したということです。個人投資家がヘッジファンドに一泡吹かせたわけで、痛快ではありますが、度が過ぎると規制が入るのではないかと心配にもなります。個人的にはヘッジファンドの空売りの方こそ規制して欲しいですが…
ビナミルク株価は10月23日終値比で遂に95%を割り込み、93.5%になってしまいました。あまり多くは書きません( ;∀;)
先週11週連続の上昇から突然下落に転じたVN指数は、今週先週を上回る下落となりました。先週火曜日に急落したものの、木曜日、金曜日と上昇して終えたので、今週は持ち直すと思っていたのですが、予想は見事に外れました。こちらも木曜日に大きく窓を開けて下落し、金曜日は1000を割り込むところからスタートしたのですが、終値は1,056.61まで回復しました。しかし、10月23日終値比では、先週から10%以上下落し110%を割り込んでしまいました。当面調整が続くのでしょうか?
今週はビナミルク株価も3指数も変動幅が大きかったので、来週以降の方向性が見えづらいのですが、ちょっと厳しい状況になりつつあるような気がします。
2. 手数料込での損益
次に手数料込での損益を見てみます。
「ベトナム株を買ってみた!」で記載した通り、ビナミルク(VNM)株購入の際には税込みで1,320,000VNDの手数料がかかっています。
1月29日終値で手数料込みの損益を計算すると下表のようになります。
VND評価額は61,680,000VND、VND損益は2,360,000VNDとなりました。先週からなんと3,500,000VND以上下落し、VND損益は先週の半分以下になってしまいました。
円換算評価額は282,494円、円換算損益は8,994円で、こちらも先週から13,000円以上の下落となりました。円換算損益は遂に10,000円を切ってしまいましたが、実は木曜日はマイナスになっていたので、プラスになっているだけましだと考えるようにします…
損益率はVNDでは4.0%のプラス、円換算では3.3%のプラスで寂しい数値になってきました。
増える時はなかなか増えませんが、減るときは一気です。
3. まとめ
1月29日のビナミルク株価の終値は102,800VNDとなり、1月22日終値から5,900VNDも下落してしまいました。先週もかなりショッキングな下落幅だったのですが、今週はそれを上回り、購入以来最大の下落(無償割り当て時の価格調整による下落を除く)を更新しました。
VN指数も2週連続で下落し、先週よりも下落幅を広げました。昨年11月以降一本調子に上昇していたVN指数ですが、しばらくは調整が続くかもしれません。
日経平均、NYダウも下落し、こちらはアメリカ株式市場の特殊な事情によるものであったようですが、この特殊事情が解消されない限り、変動幅の大きい状況が続きそうです。また、新型コロナウイルスの状況も予断を許さず、当面上がったり下がったりを繰り返しそうな気がします。
いずれにしてもビナミルク株価は購入以来最安となり、損益も一時マイナスとなるところまで下がってきたので、もう一度気持ちを落ち着けて、ゆったりと気長に上昇を待ちたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。